レンタル箏を終えて、ついにMY楽器を購入したCさん。
わざわざ千葉から電車で自分で運んで返却してくださいました!!
実はCさん、借りる時もご自分で運んでいかれまして・・・・。
パワフルです〜〜〜。
さすがに最初借りたときは、家に辿りついたとき、けっこう疲れたそうですが、
今回返却したときは、全然平気だったそうで、
レッスンも何事もなかったように受けていました(^^)
初めてと2度目というのは、こうも違う物なのだなと。
一度、電車やバスで自分で運んでみるという経験は
ものすごく良いことかもしれません。
前にもブログでアップしたような気がしますが、
一恵先生、ご自身で楽器を運んでらっしゃった際、
電車のホームで、ぽつんとご自分と箏だけになったとき、
どれほど箏が愛おしいかということを感じたと、
ずいぶん前に・・・・お話ししてらしたのが、とても印象的です。
私も最近は車移動がほとんどですが^^;
学生時代等は電車やバスで琴運ぶこともよくありました。
演奏会では毎回そうでした。
自分の楽器で弾くためには、車を出せる人が周りにいない場合、
もちろん方法は他にないのです。
特に地方から上京してきた周りの学生仲間は皆そうしていました。
片手に箏、片手に着物。
着替えたり、楽器準備したり・・・・
さて、本番・・・
やっと楽器の前に座ったときには、ほっ!!
本当は、一番緊張する場面ですが・・^^;
そして演奏後はまた着替え、片付け
そして電車で運ぶ・・・・。
人前で演奏するということは、
練習だけでなく、
演奏だけではなく、
それ以外のことすべてひっくるめて、自分でできなければいけないんだよなって。
特に演奏のお仕事の時は先輩方の想像以上のてきぱきした動きをみて、しみじみ感じながら・・・
この人達只者ではない!!ってオロオロしまくっていた自分がいます。
演奏だけ考えていた自分てなんだったの〜〜〜って。
とにかく先輩方のマネをするしかない!!
頭の回転を早くしなければ!!
体力がなければついていけない。
でも、何事もなかったように着物着て、化粧して涼しい顔して
人前では演奏しなければいけない。
先生方はそんな苦労を何十年も続けてらっしゃるのです。
近づけるようにこれからずっとずっと修行です。