おさらい会レポート㉚・・・完結♪♪

ついにレポート㉚
やはり㉚まできました〜〜。
まさかこんなことになるとは・・・・・・・笑。

演奏会にご参加なさった方も、そうで無い方も、お客様も、遠くで応援してくださった方も、はたまたたまたま偶然こちらのブログに辿り着いたかたも・・・・長い長いレポートにお付き合いくださって、そして、楽しみにしてくださって(という声も聞いていました・・・・・笑)ありがとうございました!!

打上・・・・

小湊先生の乾杯の後は
まずは、ちょっと腹ごしらえ。

席はくじびきで!!
初顔合わせの方達で自己紹介などしながら・・・・ワイワイ、演奏後の開放感にひたりながら、
皆さんとってもいい笑顔!!

合奏曲が同じ方同士は、既に数回お会いしていますが、残りの方達とは初めて!!
ということで、せっかくの機会、皆様に一言づつ、自己紹介や演奏会の感想等をお話いただきました!!

人数のこともあり、ほんと一言づづだったのが残念ですが、
皆さん、おはなし上手〜〜!
どうしても、私が其々の方のおはなしに口を挟みたくなるのですが・・・・・。より詳しく皆さんにご紹介したくなってしまって・・・・。
そうしているときりがない・・・・ことに気づき、ストップしました・・・・笑。

箏を始めたきっかけや、今後の目標、当日の感想は、私にとっても新鮮で、あ〜〜〜そんな風にかんじながら弾いて
らしたのね〜〜!!ほ〜〜〜!ひょえ〜〜〜!!笑。

半分までいって、一旦、休憩(笑)再び歓談・・・。そして、後半。
皆さん、お名前半分位は覚えたかな・・・・・?

あっと言う間に時間がたってしまいましたが、
最後に、ビンゴゲーム♪♪♪

打上=ビンゴ・・・・・・というおかしな勘違いをしている私。
小さな商品しか用意していないのに
(笑・・・・すみません〜〜)勝手に盛り上がっていました。

景品は全てお箏・邦楽関係。

一等は・・・・・私も出ているCDです・・・・笑。
あとは、邦楽ジャーナルという雑誌や、箏用の三段小柱、ストラップ、爪ばさみ、チューナー用のマイク、
そして、私としては一番用意していて楽しかった・・・・
転調印付け用のベタという色鉛筆&その印を消すための、タコ糸(料理用糸)のセット♪
(この商品に関して、前に記事にしていた小湊先生レクチャーが披露されたわけでした・・・・笑)

それぞれいくつかづづ用意しましたが、
なかなか商品選びは難しく。夫氏と子どもたちから何度もボツ・・・ダメだし。

金額、使用用途、

皆さんお持ちだと重なっちゃうし・・・・等。

三段小柱はおさらい会前日に思いつき、そうだほとんどの方がお持ちではないし、
きっと喜ぶ!!(私だったら、超うれしい〜〜!!)ということで。
荷物にもならないですし♡

結局私の自己満足のビンゴ大会でした・・・・はい・・・笑。

最後には夫氏から私の家族の紹介が入り(これ全然予定してなかったんですけど・・・)汗汗。

そして、小湊先生、坂本先生、小畑先生、なりさ先生からも一言お話をいただいて・・・感謝。

一本締めにてお開き!!

あ・・・・・そのご写真撮影大会とか・・・・・それぞれで・・・・笑。

私の見えないところで、それぞれの生徒さんを支えてくださった
ご家族、ご友人、ボーイフレンド(?)、婚約者(?)(すみません、勝手に妄想してます)
会社のお仲間。。。。たくさんたくさんいらしたことと思います。

当日、40名、どなたもお休みすることもなく、体調もくずさずご参加いただけたこと、
これもまた奇跡だったと思います。
正直、数名のお休みを覚悟していました!!

小さな教室、名もない指導者・・・・のもとで
このような会が実現できたことは、本当に本当に生徒さん達、その周りの大切な方達のおかげです。

また、私事ではございますが、お義父さん、お義母さんにも応援&ベビーシッターにいらしていただけ、
なにより、初めての会を一緒に過ごしていただけたことは本当に嬉しかったです。

普段何もお手伝いもしていないバカ嫁を支えてくださって、いつも元気いっぱい
登場してくださって、フットワークも軽く・・・・そして、こちらには負担をかけまいと、人知れず
さ〜〜〜〜と長野へお戻り・・・・お見送りさえしていない本当に失礼な嫁です。
あまりにも元気で若々しいお義父さん、お義母さんなので、当分私の出る幕ないかんじなのですが。
(いや・・・・私の方がさきに弱るかも・・・・という程でございます)
きっとひ孫のお世話までしてくださりそうな予感させしますが・・・・。
いつか恩返しさせてくださいね!!(さっさとしていいです・・・・という声があちこちから聞こえそう・・・笑)

また、母にも父にも結局パシリ・・・のようにうごいていただきました・・・笑。
やれ、美容室つれてって〜〜帯むすんで〜〜〜〜子どもたちの朝御飯よろしくね〜〜〜。
三味線かして〜〜〜箏ケースかして〜〜〜〜。あ〜〜〜草履がない〜〜〜きゃ〜〜〜〜どうしよ〜〜〜!!等々。
もうありすぎて忘れました・・・・笑。

いつまでたっても、母は母・・・・私は子供ですね。

せめてもの御礼・・・・打ち上げ後、また家で一杯やりました。(母は飲み会大好きなので・・・)
めずらしく、なかなかよかったよ〜〜・・・・・と褒めてもらったりして。

日頃、実は自分の箏活動や教室のことはほとんど親には話さず、相談もしていないので、(昔から結果報告タイプ)
あ〜〜〜娘はこんなかんじでやってるのね・・・・・・・と初めて知ったかんじで。

報告をかねるかんじでしたが、こうして、其々の両親に様子を知っていただけて、
ほんとうによかったと思います。

子どもたちは体調よくて良かった・・・・・それだけで十分・・・・笑。

ということで、いよいよ今後に向けて、また動き出すことになります。

30代のうちにできること・・・・なんて本に最近目がいくようになりました・・・・笑
そういえば、20代最後の頃もあったかな??

ぼちぼち・・・・・やってまいります!!

これからの10年は、子育てについても、箏についても、
いままでのように、ただやればいいというわけではなくて・・・・結果がでてきたり、評価されたり・・・・・という
場面がすごく増えると思います。(長男がそろそろそんな時期です・・・・・汗)
いろいろなことを見直す時期のような気がします。

な〜〜〜んて言っても、
多分これまで通りの日常が続く気がしますが・・・。

これからもブログだけはどんな状況のなかでも
書き続けていくと思いますので、

ぜひまたご覧いただければありがたいです。

これからもどうぞどうぞ末永く宜しくお願いいたします。

おさらい会レポート㉙

演奏会終了後、
思いの他、時間があまって・・・笑。
後片付けも、わ〜〜〜という間に終わって。
客席でくつろいだり、外の空気をすったり、打上までの時間をまったりと♥

ほんとは、コンサート終了が少し遅れて、撤収作業も時間がかかって、
ぎりぎりで打上に行く・・・のを予想していました・・・笑。

皆でタクシー7,8台に乗り込み、
お目当てのイタリアンレストランまで。(高田馬場です♪)

残念ながら、コンサート会場近くには調度良い打上できそうなお店みつからず。
皆さんにはお手数おかけいたしました。

いつぞやのブログでちょこっとアップしていた
生パスタのお店・・・実はこの打ち上げの下見に夫氏と行っていた場面でした★→こちらの記事

貸切できて、広すぎず、せますぎず、アットホームなかんじで、
アルコール派の方も、そうで無い方も楽しめる雰囲気で・・・・笑。
お料理も美味しいほうがいいし(そりゃそうですね!)

で、2,3候補があがり、いろいろな条件を考えて
こちらに決定したわけでした♪

今回の人数にちょうどいいかんじのお店だったかんじ♪♪

皆揃って、小湊先生の乾杯のご挨拶で、
かんぱ〜〜いい!!

この一杯を待ってました〜〜〜!!

おさらい会レポート㉘

おおとりを飾った曲。

「凪」(なぎ)。

いよいよ、23曲目となりました。

思えば、いつか箏を教えられるようになりたいと思い、
あ〜〜〜もしかしたら、もうそういう時期は来ないのかな・・・と
半分夢が遠のいた時期もあり、

やっと資格をとり、
指導する環境が整い(といっても、今思えば、かなり無理やりではあった気もします)
ちょっとづづ教えはじめ、
HPもつくってみたりして・・・・
生徒さんが増えはじめ・・・・

でも、私はあくまでも、生徒さんの目的にあわせた指導をするということで、教室をはじめています。
練習する人はするだろうし、できない人、教室でだけ箏に触れる人はまた違った指導法になるし、
曲だって様々。
皆がある程度は同じ方向を見なければいけない発表会のような場をつくることは、
この教室ではむずかしいのかもしれない・・・・

と思っていました。

でも、1年たち、2年たち、3年がたち・・・・・

演奏会という場で演奏をしていただく・・・という目的ももちろんありましたが、
せっかく同じ教室に集まった生徒さん同士が出会い、
交流できる場をもちたいという気持ちの方が大きかったと思います。

昨年1月に、そういうわけで、初めての教室イベントである合奏勉強会を開いたことをきっかけに、
一人で演奏するだけではなく、大勢での演奏をする様子もとても楽しそうでしたし、
また其々のおはなしに興味深く耳をかたむける生徒さん達のご様子からも、
やはり、なにかしら、交流、発表の場を設け、できれば、外にも発信していくことも教室を主催している以上
やるべきことなのかもしれないと思うようになりました。

其々の目的が違ってもいいじゃないですか!!
レベルも様々でOK!!
練習方針だって、事情、環境、気持ちにより違って当然!!
とにかく、やろう!!と会場探しからはじまったわけです。

はじめてのおさらい会にして、こんなに多くの方たちに出ていただけたというのは
驚くほどありがたいことではあったのですが、
なにせ、はじめて!!

5人が10人に、20人に・・・・となっていけば、自然に軌道に乗って
演奏面でもレベルも安定してきて
生徒さん達も演奏会というものを理解し、運営にも慣れて、
・・・・というかんじで、なんとなくイメージが掴めるかんじがしますが、

いきなりの40名。
ほとんどの方が人前での演奏は初めて!

イメージどころではありませんでした。

会の数日前は、もうステージも客席も大混乱して・・・・
うわ〜〜〜〜〜〜大変〜〜〜〜〜となる悪夢にうなされておりました。

が・・・・

蓋をあけてみると、
オロオロしていたのは自分ばかり。

皆さんのなんと落ち着いていること。

頼れること。

この方達・・・・・只者ではない!!と確信したのでした。

さて、ラストの曲は
箏、17弦、尺八の合奏曲。

きれいな流れるような曲。私自身も初めての曲でした。
この曲の存在を知ったのは、夫氏が尺八の師匠が演奏しているCDを入手したのがきっかけ。
数年前に一度聞いていて、あ〜〜きれいだな〜〜〜と心のどこかで気になっていた曲でした。

そして、今回、もうひとつの大合奏曲「さん・さん・さくら」を選んだ際、
もう一曲はしっとり大人ぽい曲がいいな・・・・・でも、そんなに難しくないかんじで・・・・と
思い出したのがこちらの「凪」だったのです。

が、実際は・・・・とても難しい曲でした。表現が。
お休みも多く、手もさほど難しくはないのですが、
それがかえって難しい。

手が難しく無いものだから練習も・・・あれれ・・・・・・・個人曲に比べると、
ちょっと油断しそう??・・・・という恐れあり。

「さん・さん・さくら」に比べて、
形にするのに時間、労力がかかりました。

が、生徒さん達も其々に音色やタッチのかんじを
工夫し、また、教室でも比較的長く続けている方達やご経験者の方達ということもあり、
プライド・・・・・も助けてくれてか、最後には・・・・・
しっとりといやされる曲としてラストを飾ることができたと思います♡♡

ラストの曲は派手に!!というのも考えたのですが、
20曲以上も聞いてらっしゃるお客様に、最後はゆったりと音色を楽しんでいただくのも
いいのかもしれない・・・・と思い曲順を決めました。

さて、小湊先生がこの曲のために、早着替えを披露・・・。

数分で袴姿にチェンジ!!

サービス精神旺盛なところも、さすが!!

この日、小湊先生は、和服→洋装→和服・・・・というお手間をとってくださったのでした!!

ちょっと遠くに控え室をご用意していたのですが、
ここの方がいいよ〜〜〜と言って、
ほぼ通路のような(いや、完璧通路)
舞台袖にある小さな待合室を控え室がわりに・・・。

そのおかげで、すぐにコンタクトとれて私は相当助かりましたが・・・笑。

そんな通路のような(だから通路ですって)皆が出はいりしている環境で
ちゃちゃちゃとお着替え・・・。

助演の方なのに

なんだか申し訳ないでございました。

そういえば、思い出しました!!

はじめて、小湊先生と一緒のステージにたった6年くらい前。
六本木のヴェルファーレ。
コミちゃんは着替えが沢山あって大変だったので、
やはりステージ脇とかでおもむろに着替え初めて・・・・。
こちらが恥ずかしくなるかんじで・・・。(って見なけりゃいいじゃんて話??笑)

久々に東京に戻ってきて本番ステージを踏む私には・・・
刺激が強かった・・・・記憶・・・・笑。

その後は控え室で誰と一緒になろうと、
誰が着替えようと、自分が着替えようと全然平気ですがね・・・。
(迷惑なのはわかってますが・・・・笑)

ということで、結局支離滅裂なしめくくりレポートとなりましたが。

最後までお付き合いくださったお客様が沢山で・・・・・涙。

生徒さん達、其々に声かけてくださったのでしょう。

あたたかいあたたかい拍手につつまれて、
ほんとうにほんとうに幸せでした。

さて、あとは打上!!

結局はこれが楽しみ??笑。

おさらい会レポート㉗

いよいよあと、2曲!!

って・・・・うわ〜〜〜2月になってしまいました・・・。
ほんとうに、計画性が無いです。

時間制限に昔からとっても弱いのです。

大雑把な人生設計だけは、なんと・・・小学生のころから立てていたタイプ・・・・・笑。

結婚する年齢とか・・・・・笑・・・・。

でも、短いスパンには・・・・てんで弱い。
そういうことで、これまで幾度失敗してきたことか・・・・。

そうですね・・・・一番は受験関連でしょうか・・・・・。これはそのうち・・笑。

さて、プログラム22番は、Eくんの「三段の調」

妹ちゃんのEちゃんに負けず、彼も、堂々と、安定していました!!
剣道も長く習っていて、大会にもよく出て、賞をとったりと、活躍!!
そういった本番の経験、勝負の経験があるからなのだとも思うのです。

小湊先生の初舞台がなんと「三段の調」だったそうで、
今回、初舞台を踏むE君と「三段の調」を演奏することに、感慨深いものを感じてらしたそう!!

男の子の演奏は、やっぱり可愛いし(この言い方はあれ・・・失礼??笑)
、かっこいいし、女の子の演奏とはまた違った魅力があって、
もっともっと男子箏人口も増えるといいな〜〜といつも思っています。

E君が教室に初めて登場したのは、
妹のKちゃんが体験レッスンに来たちょっと後でした、実は!

一週間か二週間後位。

最初、お母様と3歳のKちゃんが来てくださって、
てっきりKちゃんがスタートと思っていたところ、実はお兄ちゃんもお箏に興味があってというお話。

うちの長男の演奏をYOUTUBEで聞いてくださって、男の子でも箏ひくんだ〜〜すごい〜〜!!
と思ってくれたそうで・・・。

なんて、ありがたいこと。

そうは言っても、ほんとうに興味あるのかな・・・・・と実際に会うまでは実は、期待しないでいました・・笑。

が、初めて来てくれた時のキラキラした目の輝き、表情は、正直予想以上で、
わ〜〜〜〜ほんとうに、箏に興味があるのね〜〜!!とまたまた感激したのでした。

そして、それから3年、続いているじゃ〜〜〜あ〜〜〜りませんか〜〜!!

こうして、ステージにまで立つようになるなんて!!

半年程まえに箏を買うまでは、教室にきたときだけ箏を弾くという形ではありましたが、
箏を手元に置いたことで、
すこしづつ、着実に力がついていたものが表に出だしたのだわ〜〜と
「花かげ変奏曲」を弾いたYちゃん含め、
私にとっても発見、驚きの子どもたちの本番の姿でした。

これから、いつまで続くのかは未知ではありますが、
どうなるとしても、この大事な時期に箏を習っていたということは
確実に本人たちの貴重な体験、財産、思い出になるわけで、

ありゃりゃ・・・・・またまた責任重大・・・・・ってやつですわ・・・・笑。

何より、私の拙い指導、お子様への心もとない怪しげな対応・・・・に関して、
いつも寛大に眺めてくださって、支えてくださる
お母様達に感謝です。

さて、今後も、時にやわらかく、時に厳しく(最近厳しい面が多いかも・・・・と
気づいている子ども達もいるかもしれませんが・・・・)
箏を通じて、何か今後の人生の上で役立つことも吸収していただけるよう
大人の方達とはまた違った側面からもアプローチしていこうと思っています。

うわ・・・なんかえらそう・・・・。

アプローチという言葉を突然使いたくなった・・・笑。

おさらい会レポート㉖

プログラム21番

「壱越」

Wさんは、大学1年生の春頃からこちらでレッスンをスタート。
もうすぐ4年生になります。

最初いらした頃から、いろいろな面で変化し、どんどん大人っぽくなってきた様子は一目瞭然なのですが、
自分の意思を通し、目的をしっかり持ち、そして、実現するという点は
出会った時から一貫しています。

18歳の頃に出会ったのですが、
なぜ、当教室で箏をスタートしたいのか、
何をしたいのか、
どうなりたいのか、
を淡々と話していました。

そして、その年の秋、洗足学園ジュニアコンクールという企画を探し、
出たいと申し出、そして、出て、奨励賞をいただいた・・・・というのも、
本当に、全て彼女の意思があったからこそ、できたこと。

私は、そのコンクールの存在自体よくわかっていませんでした・・・・・汗。

一般の部・・・・については知っていましたが・・・・。

ジュニアの部にでるのは、今が最後のチャンス・・・・ということで、
19歳になる前に、チャレンジ!!

丁度私は次女出産の時期で、教室がお休み中だったこともあり、
付き添いもできず、何の頼りにもならない先生だったのですが、
お父様にお手伝いいただき、ステージで落ち着いて演奏していた様子は
その後、お借りしたDVDからよくよく伝わってきました。

その後も、沢井箏曲院の初級審査で優良賞、中級審査では優秀賞。

正直、Wさんも、私も・・・・びっくり・・・・でした・・・・・笑。

今は、上級目指して、歌物に挑戦中☆

これは一筋縄ではいかないことはよ〜〜〜くわかっているので、宮城道雄小曲集の「ロバサン」から
地道に一曲づつ勉強中。

自分自身、地唄は大好きだけれど、修行がまだまだまだまだ足りなすぎるので、
指導するなんておこがましい状況なのですが、それを逆に生かし、反面教師としていただき、
特に自分が苦手とし、苦労しているところを、生徒さんたちにはしっかり
なるべく短期間で身につけていただくべく、
試行錯誤で進めています♡

「壱越」は自分にとっても、思い入れはけっこう強い曲です。
実は自分の結婚式(というか披露宴)で、夫氏と演奏した曲でもあります。
式の日の朝、大学の部室で二人で練習してから会場に向かったのが・・・約15年前・・・笑。
ついでに、なんだかドレスの下に着るコルセットみたいなのが必要ってことで
(あっ・・・式は着物で、お色直しがドレス・・・・だったのですが)
用意するのすっかり忘れてて、途中のデパートで買って向かった・・・・記憶が・・・よみがえってきた。
どんだけのドタバタぶり・・・・笑。

さて、この曲、箏や尺八演奏家の間ではとっても有名な曲。
尺八の旋律もとてもかっこよく、第三楽章の盛り上がりは、弾いていてかなり気持ちが良い!!
でも、その分、とっても難しい手が満載。

油断すると、手がもつれます。
いや・・・・油断しなくても・・・・もつれます・・・・・☆

で、今回いくつかの曲で、どの曲がWさんに良いか迷っていたのですが、
こちらに決定。
Wさんは、これまでコンクール等でもどちらかというと、もうすこし現代的な曲を選んでいたのですが、
(もう少し、きれい系というか、今風というか、なんて言っていいのかよくわからなくなってきた・・・笑)
少し古典的(って、この曲も現代曲のジャンルなのですが)な奏法がふんだんに取り入れられた、
練習ももっと大変な曲・・・・をあえて選びました。

ということで、練習は随分大変そうではありましたが、芯の強さ、度胸の強さで、乗り切ってくれました!!

小湊先生も、初めての合奏練習の後
「音も大きくて、しっかりしているから、もっていきようによって、(ここがポイント!)
これからもっと楽しみだね。」と話していました。

もっていきようによって・・・・というのは、そう・・・私へのプレッシャーにほかなりません!!

責任重大じゃ〜〜!!

当日、お二人の衣装は・・・・・よくみると、共通点があって、ぴったりではありませんか〜〜!

さわやかでございました。

ご家族総出で応援にいらしてくださっていたのも、とても印象的でした。
お祖母様にもご丁寧にご挨拶いただき・・・・ただただ恐縮で・・・・・。

自分の未熟さをなんとかせねば!!とつよくかんじた演奏会後の
皆様との触れ合いでもありました。

つづく・・・・。

おさらい会レポート㉕

プログラム20番

「さくらさくら・チューリップ」

6歳のKちゃん♡

教室に来たのは、確か3歳!!もうすぐ4歳になる頃だったかな。

うちの長女と一歳しか違わないのに、とってもしっかりしていて、
この子なら、きっとレッスン時間も頑張れそうだわ〜〜〜という印象でした!

もちろん、3さい、4さいだと、集中できる時間はほんのちょっとの時間。
それこそ、最初は5分、10分。

でも、椅子に座れる。
先生の話をちょっとでも聴ける。
なんかわからないけど、箏に関心を持っている・・・

これは、弾きたいとかではなくても、触りたい、遊びたいという感情でもいいと思います♡

最初から30分椅子に座って、集中して弾いていたわけでは無いし、
そういうケースはあまりないんじゃないカナ・・・・と思います♪

で、しばらくは、お兄ちゃんのレッスンの合間に、
集中できる時間だけ、箏と触れ合いましょう・・というスタンスでしばらく続けていました。

最初は、一から巾まで順番に音を出すだけで、曲が完成する調弦。

そして、ドレミファ。

そして、演奏会数ヶ月前から、平調子や乃木調子の曲に移行しました。

自分の子供を教える時は、私は本当にただただ厳しいだけ、怖いだけの超スパルタ鬼先生。

何度泣いたかもう記憶がありません。

次男が初めて子供コンサートに出たのが多分、四歳位。

家族が箏をやってるし、お兄ちゃんもやってるし・・・・子供心に仕方ないという気持ちもあったり、
環境もあるので、それでも対応できたと思います。

が・・・・習いにいらっしゃるお子様には、そういった対応はできないし、するつもりもありません。
もちろん、求められれば、いくらでも・・・・・鬼になりますが・・・・笑。

それは、自分の子、他の子といってどちらが大事・・・と思っているわけでは全く無くて、
区別しているということでもありません。

むしろ、他のお子様に対しての方が、計画性を立てて対応しています・・・・☆

長く続けていただきたいという気持ちもあるし、
箏を嫌いになって欲しくないという気持ちもあるし、
あとは、焦って、四歳、5歳で、すらすら曲が弾けるようになったとしても・・・・

今後のことを考えるとそれが本当にいいことなのか・・もわかりません。
もちろん、いい面は絶対あるでしょうけど、そんなことばかりではないということも沢山あります。
ケースバイケースでしょうか。

実際、中学生位から箏を初めて、あっという間に身につけるかたもいます。
いや、20歳過ぎてからの方もいます。

そんな例を沢山見ています。

私のようにダラダラ続けて・・・・こんなものか〜〜〜〜という、良い(あ・・・悪い?)見本もあります・・・笑。

で、昨年夏頃、ついに箏をゲットしました!!Eちゃん、Kくん兄妹。
そんなモチベーションも加わってか、
演奏会に出るという気合も加わってか、
6歳になったという自覚もあってか、
急に集中力もついてきて、
習い事・・・・として本人もしっかり感じている様子が伝わってくるようになりました。

本番では、演奏は特に心配していませんでしたが、
急に不安になってしまわないかな・・・・
泣いちゃったりしないかな・・・・

と不安がよぎりましたが、
ほんと、子供の強さってすごいな・・・。
いつもの何倍も冷静で、堂々としていて、感動的でした。

本当に、私自信が沢山沢山勉強させていただいたステージでした。

うちの子達にも頑張らせなきゃ!!って思います。

ところで、実はこの曲は本当はプログラム21番でしたが、
尺八小湊先生のちょっとした事件(笑)があって、次の曲と交換したのでした☆

あわわ・・・・・これは、ちょっとシークレットにしましょうかね。

大した事件では全くありません。

が・・・・・ちょっと先生焦ってらっしゃいました・・・・笑。

で、続きます♡

おさらい会レポート㉔

プログラム19番

「花かげ変奏曲」

小学校5年生のYちゃんと小湊先生&私。

花かげ変奏曲は、「花かげ」という昔からある日本の唄の・・・・文字通り変奏曲です。

主題があり、それが展開していくもの。

花かげ・・・・というと、日舞を習っていた頃を思い出します。
幼稚園から中学校2年生までご近所(というよりお隣りさん)の先生に
日舞をならっていました。箏以外の唯一の習い事でした。

その発表会で「花かげ」を踊ったというのがすごく印象的で
もしかしたら初舞台だったのかもしれません。

はっきり覚えていないので、今度実家で写真でもみてみます。

ですので、この曲のメロディーを弾いていると、
脳裏には着物姿て踊る女の子・・・・の姿がうかびます。

箏でも小学校のころ何度かひきました。
母の伴奏と父の尺八にあわせて・・・。
リズム感の無い父はどうしてもたどたどしくなる箇所ががあって毎度苦労。

子供心に・・・・

お父さん・・・・ちょっとちゃんとしてよ〜〜〜と思って・・・・
というか、バシバシ父親に「そこちがう〜〜〜!!」とダメだししまくっていた幼少期。

母は・・・

「まあ、まあ・・・・お父さんも頑張ってるんだから・・・・・・・・・苦笑」とフォローなんだか
よくわからないことを言ってました。
かと思うと
「いい加減に、ちゃんとリズムとってください!!」と鬼の形相になる母もいましたが・・・・笑。

すみません・・・どうしても自分が選ぶ曲は、
なんらかの思い入れがある曲だったりもするので、思いでばなしが多くなってしまって・・・。

5年生のYちゃん、会うたびに身長が伸びて、おとなっぽくなって。

もともと箏をはじめたきっかけは、新宿区の和楽器体験コースに数ヶ月通っていたこと♪
数ヶ月のお稽古ののち、皆で演奏会にも出るというとても内容の充実したコース!!

おもしろかったので、ぜひ続けたいということで、個人の教室を探して
こちらにいらしてくださいました。

体験コースでは複数名でのお稽古。
おそらく個人の教室とはかってが違うでしょうし、
きっとYちゃん、こちらに通い始めて、いろいろと想像と違うかも・・・・
と思うところもあったかもしれません。

お友達とわきあいあい楽しく箏を弾く・・というかんじではないですし、
毎回、一曲一曲一人で仕上げないといけないし・・・。

ですが、子供の柔軟性はやっぱりすごくて、
自然にこちらの求めることを理解し、ついてきてくれて、
そして、ついに、おうちでも練習する環境を・・・・ということで、
昨年お箏を購入。
お箏を置くスペース確保のために、
自分の部屋片付け計画を実行してくれたそう・・・・笑♡

さらに、年賀状の記事でもご紹介しましたが、
辰年のYちゃんならではのアィディア年賀状。
もともと竜の姿にたとえられる箏。
箏を弾いているYちゃんの写真に、箏の各部の名称を入れて!!

感激でした。
箏が彼女の生活のだいじな部分の一つに確実になってるのかもしれないなって・・・
(あ・・・自意識過剰かな・・・・笑)

俺フェスや、螺鈿隊サマーライブにもお母様やお父様と一緒に
みに来てくださったり、ご家族でYちゃんのお箏を支えてくださってます♡

ちょっと子供向けには・・・・アクの強い(?笑)螺鈿隊の演目のような気がしますが、
Yちゃんには・・・なにか伝わっているみたいで・・だぶん☆
いつも楽しかった!!と言ってくれます♡

めずらしいそして、マイナーな箏という習い事に興味を持ち、続けている位です。
YちゃんもEくんも、きっと同世代の子達とは確実に何か違う感受性の持ち主!!

なおさら愛しくおもうのです。

花かげ変奏曲の初リハwith小湊先生。
お母様が箏の後ろで、固唾を飲んで、聞いてらっしゃいました☆

途中ちょっと間違っても、淡々と最後まで弾き続ける様子から、
これなら本番も心配ないわ〜〜!!と私は一人で自信をつけていました。

「尺八の音が大きくてびっくりしました!!」という合奏後、第一声が印象的でした。

いやいやYちゃんの音も負けていませんでしたよ〜〜〜♪

Yちゃんにも、Eくんにも、5年生になったくらいから
けっこう厳しいことを言うことがあります。

神妙な表情でよ〜〜く聞いていて、
ちゃんと「はい。わかりました」と反応します。
時に、涙を我慢してるかな・・・・ということもあったりしますが、
ぐっとこらえて・・・・・。
レッスンおわると、いつもと何らかわらずおしゃべりしたり・・・・

これって、すごいことだな〜〜と関心しています。

私の場合は、ひきづるタイプなので、そんな時はしょんぼり・・・・口数すくなくなってしまって・・・。

あ〜〜〜〜ほんとうにダメな大人です。

ということで、生徒さんは年齢に関係なく、たくさんのことを教えてくれます。

Yちゃんも中学校受験はしない予定・・・・・とのこと!
わ〜〜〜い仲間!!笑。

いつか、子どもたち皆での大合奏を形にしましょう!!