10名お稽古。

昨日は10名のお稽古でした。
もともと12名だったのですが、体調崩されたご兄弟はお休みでした。

このところ、姉妹、親子で習う生徒さんたちが増えていまして、
今日も3組の方達がご姉妹・・・または親子レッスンでした。

やはり指の曲がり具合等、似ている場合が多く、
音色もちょっと似ているようにも思います。

親子ですと大人と子供ということで大きな違いがありますし、

兄弟、姉妹の場合、年齢は数歳しか違わないとはいえ、
例えば小学生で低学年と高学年では理解力や集中力は全然違います。

加えて、もちろん、個性は違いますので、
二人ペアでも全く違ったレッスンの進め方になります。

レッスン終わったときに、
あ〜〜今日のすすめかたはちょっとピッチ早すぎたかな・・・・

とか

ちょっと無理しなさすぎたかな・・・・・

とか

反省することもしょっちゅうあります。

逆に、なんだか、すごいいいバランスでそれぞれお稽古できた〜〜!

このペースってとってもいいかんじだ〜〜〜〜!

と、実に有意義にお稽古をできたことに我ながら満足することもあります。

だからといって、同じことを次のレッスンで行ってもいいかんじにできるとは限りません。

お稽古は、楽器を介しているとはいえ、
結局は人と人との交流。

お互いコンディションが毎回同じということはあり得ません。

なんとなく、コンディションが悪い時
(元気なさそう・・・・とか
自信なさそう・・・・・とか
集中できてなさろう・・・・・とか)
にこそ、どういったレッスンにしていかないといけないかを
考えないといけないなと思います。

不思議なもので、
何百人指導させていただいても
難しさはかわらず・・・・

この方が箏に求めていることは何なのだろう。
私に期待することは何なのだろう。
この方が箏を楽しむ・・・・ということはどういうことなのだろう。

と悩んだ時に、かならず思い出すのは
一恵先生のお言葉。

その方の人生が箏を通じて豊かになってくれれば・・・・
それが指導していて嬉しいこと・・・・・

箏に限らず、何かを始めたり、続けたりすると
技術だけではなくて、いろいろなことを学びます。

続ければ続けるほど、のめりこめばのめりこむほど、
自分の努力だけではどうにもならないこともでてきます。

いろんなしがらみだって全くないとはいえなくなってきます。

でも、すべてひっくるめて、
自分を成長させてもらえているし、
大変だからこそ、達成したときの喜びはものすごいことだし、
努力している課程というのは、大変だけど、実に幸せなことで、

やっぱり自分も箏によって人生豊かにしてもらえてるなあと
毎日実感しています。

さて、うちの子達にとっては何がそうさせてくれるようになるのか・・・・

させてくれるというか・・・・

自分でやらなければ、はじまわらないわけですが・・・・・

体験レッスンを先月再開して以来
新しい生徒さんたちとご一緒させていただいていますが、
良いスタートを切っていただけるように
がんばりたい!と思う今日この頃(^^)

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