教室では5年ぶりのライブでした。
コロナ禍前と異なり客席は十数名限定。
一回公演だと、このキャパでは収入には限界がある。
(下世話な話でごめんなさい。でも大事なこと)
ライブは音楽家としての大事な仕事の一つであるということ。
自覚しないといけないと思っています。
自己満足だけではいけないと。
ありがたくも昼夜ともに早々にSold outし
受付終了後も10名以上の方からお問合わせいただくという嬉しい悲鳴。
体調不良等で数名のキャンセルが入りましたが最終的に昼も夜も満席で迎えました。
当日は生徒さんや夫氏に受付やドリンク対応をお願いし、
無事初の2公演終了。
それにしても、ふと、ライブの少し前から、
なんで教室でやることに私はしたのだろう?
お客様にお金を払っていらしていただくのに、
こんなアットホームすぎる空間で良いの?
バンドメンバーとはいえ、
彰さんや史朗さんに教室で演奏していただくのは実際どうなんだろう。
2公演て意気込んでるけど体力気力もつの?
いつだって私はそう。
やってみよう!と最初思う時はめちゃくちゃ楽観的。
なんだってできるはず!って踏み出しちゃうのですが、
近くなってくるとビクビクソワソワ。
そして結局それを可能にしてくれるのは、
お客様たちやメンバー、周りの人達。
本当に本当にありがとうございました。
やってみないとわからないことは実に多い。
挑戦できたことが財産です。
Three Wisdoms Live vol.19 夜の部
【夜の部】
外も暗くなる頃、夜の部のお客様が到着しはじめました
一日2回公演はトリオ初。
時間、外の景色、お客様。昼と夜とで異なる雰囲気。
約10曲ずつの演奏。
曲順を変えたり、1,2曲入れ替えたりはしましたが
各曲、まるで異なる展開や音作り。
トリオでのライブでは同じ曲でも毎回異なりますが、
同日の演奏でそれを体感したのは初めて。
Jazz では当たり前といえば当たり前かもしれないですが、
すごくいろいろなことを考えたのでした。
昼の部でダメージ受けた曲はトラウマになりそうだったので
私は他の曲に入れ替えようと決め込んでいたのですが
「もやもやしたままだと嫌だから、その曲こそやろう!」と彰さん。
あ〜〜〜そうだよなあ。
「弱気じゃだめだよ」と史朗さん。
あ〜〜〜〜そうだよなあ。
夜の部はjazzリスナーの皆様も多く、
アルコールもたくさんはけて、
アットホームな中にいつものライブハウスの空気も✨
調弦の間におしゃべりしていただくお二人のお話はほんとに楽しくて。
同級生ならではのお二人。絶妙!
どうやったらバンドが続くんだろうとは考えたことはありません。
逆に、まだ5年とはいえ、どうして続けてこれたのだろ、
とふと思うことはあります。
実は小さな奇跡の積み重ねなのかもしれない。
けっして当たり前のことではなくて。
まだまだリピーターの皆様にも進化していく様子を見届けていただきたいし、
未経験の方にもいつか聞いていただきたい。
月曜日夜。
お忙しい中応援にかけつけてくだったお客様、
本当にありがとうございました。
次は20回目です!!
Three Wisdoms Live vol. 19 at MK studio
Three Wisdoms Live vol.19 MKstudio(小林真由子 箏教室)
【昼の部】
5ヶ月ぶりのThree Wisdoms はトリオ初のマイクレス。
マイクが無いことの自由さ。
部屋の響きや楽器本来の響きに任せる潔さはやはり貴重。
女性のお客様がほとんどの回でした
メンバーのお知り合いや、ご一緒しているアーティストのお仲間。
教室の生徒さん。インスタ投稿からいらしてくださった初のお客様も複数名。
近くに住むお義母さんも。
お仕事をお休みしていらしてくだったり、
終了後、教室で箏を習いたいと声かけてくださった方も!
余裕で演奏する予定だった曲が全然思うようにいかずショックすぎたり、
急に決まり内心焦っていた曲がしっくりきたり。
ライブは生物。怖い。おもしろい。反省。前進。
まだまだとっても暑い中、
いらしてくださいました皆様本当にありがとうございました!!
7月8日 Elegant Jazz Live 今週の土曜日!
LiLiさん、井上ゆかりさんとのライブ、近づいてきました!
ヴォーカル・ピアノ・箏
5回目の共演
LiLIさんにもゆかりさんにも、コロナ禍で初めてお会いして、
コロナ禍で初めてライブをしました。
まだ2年というお付き合いですが、
音楽にむけるいろいろな思いを都度たくさん共有できていることは、
ミュージシャンにとって大きな喜びです。
止まること無く進み続けていく先に、何か見えるような気がして、
自分の能力のキャパオーバーを気にもせず、
いろいろトライしてみたくなってしまう・・・・^^;
ご一緒してくださるメンバーや
あたたく応援してくださるお客様のおかげでございます。
LiLiさんの深い歌声で今度の曲はどんな感じに展開するのだろう
ゆかりさんのピアノのアプローチはどんななんだろう
自分のことを差し置いても(それじゃいかんけど)
本当に楽しみです!
夏の暑い熱いライブになると思います!土曜日のお昼間。
よろしければ、ぜひ聞きにいらしてくださいませ。
7月8日(土)
和洋が響き合う迫力のNewサウンド!!
~エレガントジャズ Vol.3-No.5~
@学芸大学 珈琲美学
(Open11:30) 12:30~ 14:00~
LiLi(vo) 小林真由子(箏) 井上ゆかり
(p)https://www.coffeebigaku.com/
目黒区鷹番2-19-20 B103-3710-1695
≪生配信あり≫アーカイブ7/22まで視聴可能https://twitcasting.tv/coffee_bigaku/shopcart/236840
猫と箏
箏の側が落ち着くのかな😻
未だに「調弦とれないから誰かとって〜!」と、
誰かがとってくれないと練習を嫌がる三女。
本当は取れないわけではないけど、
慣れてないので、耳でとるのも、
チューナーでとるのも時間かかつて面倒くさいだけ。
ので、調弦ノートを用意して、
めちゃくちゃわかりやすく書いてあげました。
かくして昨日は割と楽しんで調弦とってました。で
も続く保証はありません。
調弦というのは、本当に箏や三味線にとって大事な要素。
チューナーを使ってとるということが
悪いわけでも間違いなわけでもありません。
私ももちろん曲によってはチューナーを使います。
(平調子系はなるべく耳でとるように心がけています。
それは、そのほうが速いとか、耳でもとれるから・・・ということではなく
そうしないとどんどん耳の緊張感がなくなってしまうから)
チューナーがどんな役割を果たしているのか。
その役割の土の部分に補助してもらうのが良いのか。
これはメトロノームも同様。
メトロノームを使って練習することは曲によっては必須だと思っています。
でも、メトロノーム、本当に有効に使えているか?
カチカチと言う音に、自分の音をパズルのように当てはめたり
あわせることを目的にしていないでしょうか。
大事なのは、メトロノームを外した時に、
一定のテンポを自分の力で刻めるようになること。
そして、
例えば1拍の中に、いくつか音が入る場合、
均等に並べることができているか。
メトロノームの一小節分のストロークに帳尻だけ合わせようとすると
かえって1拍の中の音の粒はよれます。
補助となる機会は使い方、目的、をしっかり見定めないと
機械に操られてしまいます。
そういったこともレッスンではこれから
もっと生徒さんたちと深めながらすすめていきたいと思っています😊
10時間 レッスンデー
今日は10コマ、10時間のレッスン日。
めちゃくちゃ暑い一日でした!!
お一人目はオンラインでのレッスンでした。
最近は7〜8コマのペースでレッスンスケジュールを組んでいるのですが
久々の10コマ。
以前は時々10コマまたは11コマ、12コマとい日もありました。
子供の行事等でレッスンできない日もあったので
その分、できるひはつめつめにしていたのでした。
今は本番やリハーサル以外の日はレッスン日にできるので
そこまでつめつめにしなくても大丈夫になっています。
それ以上にすると、自分の練習時間の確保に余裕がなくなってしまう。
レッスンは仕事でもあるけど
練習も自分にとっては仕事でもあります。
本当は練習時間の確保、もっともっとしっかり考えていかなければいけないお年頃。
確実に20年前10年前より、体力というか
集中力は落ちています。
1時間も集中すると、休憩をしっかりとらないと先に進まない。
ので、以前なら賞味3時間の練習をするのに
今は4時間はかかる。
でも実質は3時間。
内容については、3時間分も入っていない気がする。
それが年齢を重ねるということ。
悲しくはないです。
その分、これまで積み重ねてきたことを上手く利用して
それらにも助けてもらって、さらに、地味にでもわずかにでも
前に進む。
でも・・・・
ぐい〜〜〜〜〜〜〜っと、進みたい・・・・・
って内心思ってる、笑。
そうそう、欲張りな気持ちも大事!!
いくつになっても😊😊
ところで
最近、知らぬ間にできていた腕の青あざ。
どこでぶつけたのかわからないのが怖い。
治りも遅い!そんなお年頃??^^;^^;
6月25日にむけての初合わせでした。
今日はアコーディオンの大田智美さん、ピアノ、作曲家の野村誠さんという
素晴らしい音楽家のお二人とリハーサルをしました。
6月25日、竹澤悦子先生の代役で演奏を務めさせていただくことになりました。
先生もリハの様子を聞きにいらしてくださり
ありがたいアドバイスを多々くださりました。
初対面のお二人と演奏させていただく曲は
8年前に野村誠さんが作曲なさった
《六段-交段-空段-穴段の調》(2015)(箏・アコーディオン・ピアノ)
菊地奈緒子さんが初演なさっていまして
その映像を改めて何度も拝見させていただいたり
竹澤先生が5年前に開催したコンサートの映像を聞かせていただいたり
(実はそのコンサート、私、客席で聴いておりました!)
箏ファンも洋楽器ファンもぐぐぐいっと魅了されるステージでありました)
音源に合わせて演奏してみたり、
自分なりに解釈してみたり
いろいろと試行錯誤しつつリハーサルを迎えました。
生はやっぱり音源とは違う!
というのは、まさにこのことで、
お二人の活き活きとした音の波動が伝わってきて
嬉しいというか、興奮するというか、幸せというか、
なんとも言えない気持ちになります。
自分の演奏にはただただ焦って挑んでいるばかりなのです。
それは、それ・・・・テヘヘ・・・。
六段の調べは、即興的にジャズプレイヤーの皆さまと演奏したり
もちろん、オリジナルのまま、いろいろな編成で演奏をしてきましたが
今回は、曲を再構築・・・というスタンスで作られたもの。
オリジナルの六段にピアノとアコーディオンが融合していき
オリジナルとは違う展開へつながる。
即興ではないけれど、
演奏のたびに、おそらく違ったノリになっていくのだろう・・・
と予感される、
楽譜ががっつりある現代音楽を演奏するというのは
久しぶりな感じがする。
アドリブ満載のジャズと違うといえばちがうけれど
昔のように、ミスを気にしたり、型を守らないと・・・・という
感覚とは大分違う心持ちで挑めているのは
大きな変化だなあ。
それよりも、なんというか、うねりのような
いつもと違う感覚を味わいたい・・・というような
そんな気持ちが格段に増している自分に気づきます。
今月は大先輩の代役でのステージが2つ。
身が引き締まる思いです。