就活。

就活終わって・・・・・

久々にお稽古にきた大学生のNくん。

4月からは新宿近辺でお勤めすることになったそうで、
ちょっと通勤には遠いご実家からお引越しして
一人暮らしをすることにもなったそう。

教室にも今より、ずいぶん近くなって、通いやすくなるようで、
よかった(^^)

地方で就職となったら、もちろん、当教室では箏も続けにくくなるなあと思っていたので。

これからいよいよお稽古、軌道に乗りそうです。

久々とはいえ、楽器はレンタルしていて、時々は触れていたそうで
あっという間に、感覚思い出して、曲も進みました。

さて、沖縄に行かれたとのこと。
ちょうど台風の時期だったそうで、
飛行機は動いたものの、現地ではほぼ室内観光・・・・

でも、それも良い思い出ですよね〜〜なんてまったく無責任な私・・・笑。

でも、若者同士の旅行というのは、
一緒にいるだけでも楽しいし、
トラブルもまた、良い体験となって、良い思い出となって・・・・・
(他にもかなりビックなトラブルがありまして・・・・それはここでは書きませんが・・・・・笑)

お土産に、たくさんのちんすこう、紫いもチップスを。

このちんすこう、甘さが控えめなかんじで(気のせいかもしれないのですが)
さらに食べやすい!(ということは、かなり危険・・・・笑)

美味しく、そして、こ〜〜〜なにたくさんあるのに、
約2日間でペロリと完食・・・・・(*´∀`*)。

若者からこんなにたくさんおみやげ頂戴してしまって、恐縮です(*´∀`)。

さて、男性の箏弾きは貴重!(もちろん、女性も貴重ですが(*´∀`))
このところ、小さい生徒さん、男の子とちょっとづつですが、増えてきまして・・・・・・

何の影響なんだろう〜と思いますが、
いや〜〜〜〜嬉しい!!!

かっこよく箏を弾く・・・・・!!

そういうイメージを広めていただきたい。

そのためには、かっこいい演奏になるように
指導しないといけないな・・・・・

と責任もかんじますが・・・・・

私もモチベーションあがります!!

西陽子リサイタル。

待ちに待った西陽子リサイタル。

それは、あたさかさとやさしさに満ち満ちた、感動の時間でした。
ほんとに西陽子さんという人は天才なんじゃないだろうか・・・・

と思うのですが、昔から
こんなに練習する人はいない・・・・
というくらい、ものすごい練習、努力の人だそうです。

努力が天才を生むのだと・・・・・

本当にそう思います。

内弟子時代、いや、その前から、
尊敬してやまない演奏家。

リサイタルのタイトルは

「夢を織る手」

まさにそのとおり。

西さんの演奏は、まさに夢を実現した演奏。

聞いている私もまるで夢のなかにいるような信じれれない2時間半でした。

全8曲!!

(正確には10曲、いや、アンコール含めると11曲!!)

活動30年を振り返る・・・・そして、あらたな一歩を踏み出す・・・

というリサイタル。

その場にいれたことが

そのことだけで、もう幸せすぎて、
ステージに登場なさったとたんに涙が・・・・

宮城道雄の手事・・・・・

沢井忠夫の鳥のように・・・・

曲による音色の違い、表現の違い・・・・・自在に楽器と音色を操る・・・・・

完成度の高さは想像通りでしたが、
丁寧さと大胆さとやさしさとはげしさと、表現が自在で、
圧倒されるというか、すいこまれるというか、目が離せないというか
それでいて、半端ない安心感。

藤原道山氏との合奏も・・・・・・

お弟子さんたちとの大合奏も・・・・・・

ブラジル音楽のセッションも・・・・・・

打楽器演奏家とのデュオも・・・・・

優しい歌声も・・・・・

自作初演の演奏も・・・・

アンコールの17弦独奏(自作曲)も・・・・・・・

楽しくて、嬉しくて、悲しくて、せつなくて、

そして幸せ・・・・・

今日は、前の方の席で、とにかく手元をかぶりつきで見させていただきました。

自分はもちろん、まだまだ、というか、これから先もずっと足元にも及ばないですが、

各種奏法、弾き方が、力の入れ具合、
私が理想としている弾き方そのもの。

自分はなかなかできないけど、
生徒さんや子供たちに伝えようとしていることに
間違いはないかもしれない・・・・・と・・・・

さて、西さんは毎年ブラジルでの公演に行かれているそうで、
そのお仲間も今日一緒に演奏なさっていました。

その方達と10月22日(土)夕方
六本木ヒルズカフェにて、
無料の(←ありえない〜〜〜!!)のミニコンサートがあるそうです。
ボサノヴァ等、日本とブラジル音楽のフュージョン!!

西さんがボサノヴァ・・・・というのも、今日はじめて知りました!
なんとも、大人な優しくて、ノリがよくて、そして超絶な演奏・・・・・
感激いたしまして・・・・・

ご興味ある方はぜひぜひ行かれてくださいね。

さて、教室の生徒さんも今日のコンサート、何人か行ってくださっていました!

帰り道偶然一緒になったOさんとおしゃべりしながら電車に。

私がなんだかコンサートに感動して感極まっている様子だったので(*´∀`*)
気をつかってくださって・・・・・ちょっと申し訳なかったな〜〜〜。

素晴らしい大先輩の演奏を生徒さん達にも聞いていただけて、
それもほんとに嬉しい!!!

もう、すごいんですから、沢井の先輩方!!!

自慢です!!!

小さな小さな音楽会。

午前中のお稽古を終えて、
楽しみにしていた演奏会へ!!

溝の口で開催された「小さな小さな音楽会」(第38回!!!)。

沢井箏曲院の山本好子先生が主催されている年に一度の演奏会です!!
お弟子さんたちやお仲間の皆様と、とっても素敵なステージを
つくりあげる演奏会。

毎年、新しいことに挑戦しつづける好子先生の冒険心、遊び心満載の内容で、
先生のエネルギーの源は一体どこなのだろうといつも驚きます。

好子先生はほんとに可愛らしくて、優しくて、謙虚で、
女性として、こんなふうに年を重ねていけたら、なんて素敵なんだろう〜〜!!
とあこがれの存在。

うちの子供たちや、私のことも、気にかけてくださり、
子供コンサート等でも、いつも温かいエールを送ってくださる。
とってもとっても腰の低い先生で・・・・・。

ステージ上で、さらにオーラとキュートさを放っていまして、
(和服もドレスもお似合い過ぎです!
そして着こなしがまた素敵!
上品!美人〜〜!!)

そして、なんといっても、今回は大好きな箏仲間のぴっくん(高橋裕恵様)が
ソロを演奏するということで!!

大きな会場は、今回もお客様がたっくさん!!
邦楽の演奏会、しかも毎年開催されている、個人の教室の演奏会で
こんなにお客様が入るなんて、もうそれだけで、大感動!!

私なんて100名規模のキャパでアップアップしています!!

古典曲、沢井曲、子供曲、委嘱初演局・・・・・

様々なジャンルの曲、編成!
こういうことって、本当に大事だな〜〜って改めて感じます。

尺八にはなんと!!
宮田耕八郎先生!!!

他にもゲストの方、友情出演の方、素敵な演奏家の皆様がずらりと
集まってらっしゃる〜〜!!
多くの方に愛される先生のお人柄がひしひし伝わってきます!!

いずれの曲もレベルが高くて、
これを毎年とは

・・・・・気が遠くなります。

好子先生の音は、力強さの中にも透明感があって、艶があって、
先生の美しい心がそのまま音になって届いてきました。
そしてなにより細かい部分まで正確。

どれほどこれまでの経験と努力が積み重なってらっしゃるのだろうと思うと同時に、
単純に、この演奏会の為に、これまでの経験とはまた別に、
どれほど練習なさったのだろう・・・・と思います。

大ベテランでありながら、努力を惜しまないお姿にも感動いたしました。

世の中、
控えめでありながら、すごい演奏家、指導者が本当にいらっしゃるものだと。

さて、心の友、ぴっくんの独奏曲、
曲への愛情がびしびし伝わってきました。

沢井忠夫作曲「曼殊沙華」という大変美しく、
それだけに、超難しい曲。

最初、いきなりですが、
左手でずっと中指、親指(一オクターブ違い。右手で言うところの合わせ爪)を
交合に八分音符でピチカートし続けるのです。

右手はひたすらスクイ爪。

お箏弾いている人であれば
それが、難しいことだ・・・というのは容易に想像できるかと思います。

それを正確に。

かつ音楽性をつけて。

うたうように。

そのフレーズを練習するだけで手がおかしくなりそうです。

でも、ほんとに美しい旋律なんです。

ぴっくん、素敵に奏でていました(*´∀`*)〜〜〜〜。

そして、次から次へとこれでもかというくらい
難しいパッセージがやってきます。

もう戦いです〜〜〜〜(*´∀`)。

でも、美しく聞こえなければいけない・・・・

く〜〜〜〜ジレンマ〜〜〜〜〜。

でも、それを優雅に丁寧に表現していて、
どれほど努力なさってるのかしら・・・・・
ほんと素敵でした!

なにより、今回の演奏会で、唯一の独奏曲。

会場はそれほど響きやすい感じという印象はなく、
ぴっくん、独奏だけど、音がどれくらい届くかしら・・・・
やや心配して聞き始めました。

が!!!

むしろ、中編成の曲よりも、よく通っているかんじで、
わ〜〜〜〜!!
よく響いている〜〜!と
不安が一気に解消。

好子先生ゆずりの、美しい音色は
どこまでもふくよかにひろがるかんじ。

気持ちを込めて、こんなふうにソロ演奏できたら
いいだろうなと聞いているとあっという!!

休憩を挟み、
大好きな「上昇の彼方」!!

今年は、上昇の彼方・・・・本番で演奏される機会が
周りでとても多いような気がします!!

でも、もっと、もっと、もっと、もっと、
弾いていただきたいし、多くの方に聞いていただきたい。

うちの教室でもいつか弾きたい〜〜〜!!

(とまた夢を語り始める私・・・・笑)

さて、会場中がこの曲に吸い込まれている雰囲気でした。

大人数ならではの迫力ももちろんありますが、
曲の持つ、鳥肌たつくらい、かっこよく美しい魅力は、
初めて聞く人たちをも、ぐっとつかんでいます。

あ〜〜〜何度でも聞いていたい曲です。

いいな〜〜〜いいな〜〜〜〜やっぱりいいな〜〜〜〜!!!

興奮冷めやらず・・・・
あとの予定があったため、残り2曲、聞けずに会場をあとにしたのですが・・・・

あ〜〜〜ほんとにいい日だな♡

またまた刺激を、やる気をいただき、元気になりました!!

よし、私もがんばらないと〜〜〜!!

本番後の活動始動。

箏曲部の本番、すべて終了した今年度!!
(今年度は、まだ残り半年ありますが、本番は終わってしまったのです〜〜〜(*´∀`))

ホッとして、
これからの活動について、じっくり、ゆっくり考えられる時期に突入したので、
精神的にはとっても平和でございます。

これまでの反省をもとに、
より効率的に指導をすすめられるか。

昨年も同じようなこと書いていましたが、
最初の2年位は、例えば部室の整理だったり、
調弦を各自がとれるようにする指導だったり、
楽器の整理、
小物の整理、分類、
曲選び、
掃除、
そういったことで活動の半分の時間はすごしていたような気がします。

今年3年目になりましたが、
そういったことは、ずいぶん負担が減ってはきたものの、
新入生が入ると、やはり、いろいろな変化、動きがでますので、
小物を割り振ったり、改めて調弦を指導したり、
先輩が後輩に指導するのを促したり(みな、遠慮して、あまり教えるということをしないので)
そうこうしているうちに、あっという間に、4,5月はすぎ・・・・
6月の本番。

そして、すぐ夏休みもきてしまって・・・・・

あれよあれよと9月のビックイベント。

おもったように腰をすえてじっくり、学年毎、または、一人ひとりお稽古をするというこは、
なかなかできず気づくと新年度。

でも、さすがに、指導スタートして3年目の今年、
そんな言い訳ばかりしていられません(って・・・・・散々してから言っても・・・・・笑)
本当の意味での、箏演奏の指導を開始しなければいけない!!

と決意を新たにしております。

ということで、今後は、これまでとは、またちょっと違った試みに挑戦。

短時間でもきっちり、集中して指導できるような工夫。

うまくいくといいな(*´∀`)。

で、本日、トライしてみました。

悪くないかも・・・・・・。

まずは、3ヶ月位、様子見ながら続けてみよう!!

さて、生徒たち、本番が終わって、モチベーション下がったかな?と思いきや、
例年は本番直後の活動日は反省会というのが恒例のようなのですが、
そんなことしている暇があったら練習したい!!
という雰囲気だったらしく、
前回の小畑先生の担当の日は、早速新しい曲の楽譜を渡し、
譜読みスタートしたそうで・・・・

そして、今日行ってみたら、
各曲、それなりに、譜読みが進んでいてびっくり!!

中学3年生は「六段の調べ」をスタートしたのですが、
すでに初段だけとはいえ、
皆で、ほぼ正確に合奏(本手だけですが)できているではありませんか!!

たった2回の活動で・・・・・

確実に基礎力上がっているかもしれません・・・・

ということで、今日はいっきに3段まで譜読みをしました。

中高生の可能性というは、もしかしたら、私が思っている以上に未知数!!
とんでもない可能性があるのかもしれない・・・・

まずい・・・・・責任感じてきた・・・・・笑。

その3年生の保護者の方が、
文化祭の時に撮ってくださった写真をくださいました!

うれしいな♡

コーヒー絶品!

演奏翌日、名残惜しいですが、
絶品、お宿での朝食をたいらげまして!!

これまた、絶品。
ここの高橋邸というお宿は
町で運営しているそうなのです。

お世話をしてくださる方が日替わりで朝から働いているようです。
地元のお母様という感じの方が、
めちゃくちゃ愛情たっぷりの手作りの、美味しい朝食を作ってくださるのです!

大きくて、眺めの良い和室貸切!!
炊きたての御飯に、初日は脂の乗った焼き鮭メイン。
2日目は地元で有名な雑魚天メイン!!

煮物も、漬物も、お味噌汁も、サラダのドレッシングも、味付けがたまらなく美味しい。

お皿も一つ一つ凝っていて、毎朝こんな朝食だったらな〜〜〜〜・・・・

(自分がつくりなさい・・・・・という話ですが、笑。)

日本の朝食って、ほんと最高〜〜〜!!!

と連日朝から満腹だったわけです。

さて、帰京後は夕方にはレッスンがまっています。

飛行機になかなか乗る機会はないですが、
予定通りに動いてくれることって、ほんとにありがたいことです。

少し余裕をもって、松山空港へ。

なんと、内子から松山まではアンパンマン列車にも乗れましたよ〜!!

搭乗までの時間、
入ったカフェの(空港内です)コーヒーが絶品で、
かなり感動いたしました!!!

至福のコーヒータイムとなりました。

それにしても、13年位前まで(もうそんなになるなんて・・・・・)3年、香川県は高松市に住んでいましたが、
愛媛にもちょこっとだけ、行ったことがありました。
当時、内子のこと知らなかった・・・

松山周辺だけブラブラと観光しました。

もったいないことしていたな〜〜。

いつか内子座で演奏してみたいね〜〜と
あじゅと話ました。

思っていれば叶うかもしれません。

いろいろな希望(野望?)がどんどん増えてきて
収集つかなくなってきていますが、
どこで何を演奏するにしても、
力をつけていかなければどうにもなりません。

また、モチベーションをアップして帰ってくることができました。

ほんとうに実り多い3日間。

盛悟さん、あじゅちゃん、ありがとう〜〜〜〜!!!

感動(*´∀`*)!

さて、髪を結って、着替えて、調弦終えて・・・
蔵へ向かうとお客様がすごく沢山!!

満席です。

いったい何人位入っていたのだろう。

とっても暑い中、きいてくださる!!
それだけで感動です。

盛大な拍手で迎えていただきまして。

最初のステージ、あっという間に終了!!

心配していた爪の不安もなく、
もちろん暑いは暑いのですが、
なぜか指先には汗をかかない・・・・

ほんとにうまく出来ているものだな〜〜〜と感心しました。

私は、本番でも卵の白身をつけるだけで、
テープは何度か試していますが、どうしても慣れない・・・・
ということで、つけないで今までやってきているのですが、
今回もそのまま。

あんなに激しく弾いいても、外れる気配なく・・・・
卵の白身効果も大きいな。

最初のステージは
盛悟さんのオリジナル曲4曲。
そして、急遽、六段の調べを弾くことになりました。

オリジナル曲のうち2曲は
ペダルカホンも使用します。

座っている椅子が楽器!!ということなのです。
リズム打ちをカホンで行うのですが、
うまく音がならなかったり、ペダルがずりずり滑っていったりと、
いろいろと工夫が必要なのですが、
なんとか箏を演奏しながら、足を踏み込むことができました(*´∀`)。

それもお着物で・・・・笑。

一曲目スタートと同時に、いきなりカホンの「どん」という音がなるので、
お客様も

「え??今の音どこから??」と

不思議そうに、いろいろ覗き込んでいる気配を感じ・・・・

ちょっと楽しかった、笑。

途中即興場面も、リハとは違う展開になったりと、これまた楽しくて、
自分自身とっても楽しんで演奏できたな〜〜と。

内子の観月会のお客様・・・・・

地域の方も多いそうで、
もちろん観光の方もいらっしゃるのですが、

演奏を聞いてらっしゃる様子は
単に物珍しさから・・・・でもなく、
和楽器だから・・・・というかんじでもなく、
音、音楽を楽しむ・・・・という様子が伝わってきて

楽しんでもうらためにとか、
飽きさせないようにとか、
良い印象をいただいていただけるようにとか、

ではなくて、

純粋に、自分がつくりたい音楽、
出したい音を素直に自然に演奏することができたような気がします。

こういう感覚というのは、
いわゆる、自主公演のライブやコンサートに似ているようなかんじ・・・・

イベントやお仕事・・・で意識するのとは、
まるで違う感覚でした。

続く第二ステージでは

いよいよ上弦の曲の演奏もありました。

今まで本番では演奏したことのない曲への挑戦でした。

レッスンでこそ、これまで、何度か、いつか弾くときのために・・・・
と受けてはおりました。

超大好きな曲。あこがれの曲で、いつかどこかで、演奏したいと想い続けてきたのですが、
なかなか機会と勇気に恵まれませんでした。

合奏そのものも初めてです。

まさか、初めての合奏が尺八ではなくて、篠笛と・・・・となるとは、
想像したこともありませんでした!!

でもこの曲はよく一恵先生がフルート奏者の方を演奏をしているのを聞いたり、
あじゅちゃんが、ヴァイオリンと合奏していることもあって、
それだけ、いろいろなジャンルの楽器と合うということもあるし、
名曲だけあり、洋楽の方も、尺八以外の和楽器の方にとっても、演奏してみたいという
気持ちがある曲なのだと・・・・

はてさて、いったい合奏するとどうなるんだろう・・・・

ひとりで黙々と練習していても、様子がわからない。

いろいろな音源があるので、なんとなく合わせて練習してみても、
音源だとなかなか呼吸やその場の雰囲気が伝わってこないので、
どうということないところで、タイミングがとりにくい・・・・

実際もこんなに不安定なかんじだったらどうしよう・・・・・

さて!本番当日の朝、はじめて合奏したのでした。

それが、一発で・・・・・ほぼぴったり!!

なんで、こんなに気持よく合うのだろう・・・
合いやすいのだろう・・・・・

(もちろんん、私はひとりでミスしたり、滑ったりしていますし、
まだまだ個人的には曲としては超不完全すぎて、これからなのです。

なにせ演奏することが決まったのが直前ということもあり、
徹底した練習を数ヶ月・・・・・というわけにもいかなくて・・・・(*´∀`))

急に合わせるということへの不安が全くなくなりました。

盛悟さんだからなんだろうか??

そして、なんて楽しんだろう、合奏!!

とはいえ、本番は目の前。
緊張はもちろんしているわけでした。

さて、第二ステージで、この曲を演奏したわけですが、
お客様が今日に入り込んでいる様子は肌で感じることができましたし、
終了後も、とても感動してくださった様子を、伝えに来てくださったお客様もたくさんいらして、
本当に嬉しかった!!

1ステージ、ほんの40分程。

あっという間ですが、かなり濃厚でした。

ところで、1ステージ目と、2ステージめの間には20分しか休憩がなく・・・・笑。

調弦とって終わりましたが、
そのためもあってか、両方のステージをご覧くださった方達も沢山!!

その意味でも、ちょっとプログラム内容を変えることを直前に決めてすごくよかったな!と。

打ち上げのビール、最高でした(*´∀`)

観月会主催してくださった関係者の皆様、
本当にありがとうございました。

何から何までお世話になったのでした。

送迎から、楽器運搬から、照明、音響、セッティング・・・・
お食事会・・・・・

そして、超暑い中、真剣に演奏を聞いてくださった沢山のお客様・・・・

本当にありがとうございました。

最高に幸せな演奏ツアーでした!!

つづく・・・・

蔵での演奏

さて、観月会2日目。

午前中は盛悟さんとお宿でガッツり練習!

和室で胡弓や笛そして箏の合奏。

すごく良い響き。

やはり日本の楽器には日本の家屋・・・・

生音が自然に美しく聞こえる最高の環境なのでしょう。

本番はそうもいってられません(*´∀`)

少しでも良い音色でお届けできるように
会場に入ってからは音響の方と相談しながら試行錯誤!

さてさて、前日もお天気は非常に怪しかったのですが、
本日も、大変あやしゅうございまして・・・・・

担当の方と、
はてさて、屋外にするか、
それとも雨に備えて、はじめから蔵での演奏にしたほうが良いか・・・
しばらくあれこれ考えながら・・・・

そして、なんと、大雨警戒警報まで出てしまいまして・・・・
諦めがつきまして・・・・・

よし!!蔵!!!

2日、違ったステージというのも、逆におもしろかもしれない。
お客様も2日連続でいらしてくださる方達も多いとのこと。

さて、蔵での音出しスタート!

(^_^;)・・・・・・・・

想像以上に・・・・・

暑い・・・・・・・

昼間、この日は、まるで真夏日!!
しかも雨が近付いているとあって、蒸し蒸し〜〜〜!!

今までに感じたことないくらいの暑さの中での演奏になるかも・・・・・・

ふと、昨年のももクロコンサートを思い出しました。

なんと、蔵にはエアコンが無いらしく・・・・

蔵といっても、角には、喫茶コーナーのように
おしゃれなカウンターもあり、
けっこう広さがあるラウンジのような雰囲気すらあります。

すべての窓や扉を開けると風通しがおそらく良いので
エアコンが無いのかもしれませんが・・・・

調弦とっているだけで、額や首から汗がつ〜〜〜〜〜(*´∀`)。

これ、この後、着物きたらどうなっちゃう私??

汗で爪とれないか??

カホンも足で鳴らすし・・・・・

全身運動なんですけど・・・・・(*´∀`)

なんて、心配している余裕もなく、
音合わせスタート!

マイクを使うかどうか相談した結果・・・・

生音で行こう〜〜!!

ということに決定しました。

決定してしまいました、笑。

生音か〜〜〜〜。

音響の方によると、蔵の中は基本、柱は木なのですが、
音が吸収されやすい材質の壁(?)らしく、
すごく響く環境ではないらし・・・

それでも生音いっちゃいますか??笑。

これは、かなり力強く弾かないといけないぞ〜〜〜〜。
お客様入ると、音が吸収されるし・・・・

ひょえ〜この暑さの中で、生音で・・・・・・

でもなんだか、このチャレンジングな状況がおもしろくなってきて、
緊張というよりも、やったるで〜〜〜みたいな感じになってきました!

盛悟さん曰く、生音の方が、自分がだしている音、自分が聞こえるおとが
そのままダイレクトにお客様に届く。
それはある意味すごく安心なことであり、
かつ、生音をお届けできる醍醐味を楽しみましょう!!ということで・・・・

あ・・・は・・・・はい・・・・・(*´∀`)。

つづく・・・・・