予告をすると、度のタイミングで「公開」にしようか、
迷ってしまうことがわかりました😊
新しい映像、6月28日に開催した大塚GRECOでの演奏の一部です。
ぜひお聞きいただきたいです。
チャンネル登録等も、ぜひどうぞよろしくお願いいたします。
1956年公開された「アパッチ」という映画の主題歌。
ライブの数日前に「この曲やってみましょう!」と楽譜を彰さんからいただきました。
今までなら「ちょっと間に合わないので次回のライブで弾きます〜❗」と
なっていたと思うのですが、
今回は、間に合わせてみよう!と。
直感で17弦がよさそうだなあと。
13弦、17弦、どちらを使うかというのは、
曲の雰囲気や、または、この曲で自分の役割はどちらがいいだろう・・・
というところから決めます。
メロディー中心なのか、伴奏中心なのか・・・・とか、
リズム刻むの多めがいいのかな・・・・
フリーインプロの要素が多くなりそうかな・・・・とか。
メンバーに相談するのではなく、自分の感触で決めます。
当日になり変えてしまうこともあります。
コード譜だと、それぞれの楽器用に楽譜をおこしたり、
用意しておかなくても、
大体対応できるので、非常に便利です。
やっと・・・そういった対応ができるようになってきました。
ここまで来るのもけっこう時間がかかりましたし、
まだ、やりたいこと・・の2割位のところまでしか達していません。
私はヘ音記号を読むのが苦手なので、
コード譜の方が17弦については、はるかに(100倍位、笑)弾きやすい。
今回、こちらの曲での取り決めは1つだけでした。
「17弦でスタートし、なにか世界をつくってみて、そこから展開していこう」
ということで17弦で弾き始めましたが、
なんとなくコードに従い、BGM風に弾いてみました。
2分程たち、そろそろ、バイオリンか、ピアノでメロディー入ってくるのかな〜〜〜
と思えど誰も入らない、笑。
え〜〜〜〜このまま完全即興いっちゃうか・・・・
いや、メロ入れないとな・・・・・。
ということで、そのまま私がメロディーを弾き始めたら、
ピアノが伴奏で音を出し始めた。
(彰さんは・・・これを狙っていたのか!!笑)
そこから、それぞれがソロを入れたりして・・・・
最後バイオリンソロの途中からラストメロディーのあたりが
こちらの映像です。
次回やるときは、またどうなるかわかりません。
私は13弦を選ぶかもしれないし、メロしか弾かないかもしれない。
途中から完全な即興になるかもしれない。(コード無視の)
こんなに自由であること・・・。
だけど、自由だけではいけない。
混沌としていてはいけない。
一曲を通じて一貫したものが無いといけないし、
意味のある内容になっていないとけいない。
実際にライブでは
「あ〜〜〜〜即興長すぎたな」とか、
「3人で一体だれがソロなのかわからないかんじだったな」
そういった不具合・・・みたいなものも起こります。
すべてが調和し、それなりに納得のいった流れ
(いつも書きますが上手い下手とは全然違う・・・・)ができて演奏が終わること。
そういうことは、一回のライブで9曲位演奏する中で、数曲。
お客様がどう感じてらっしゃるかは、わかりません。
でも自分の中では・・・・そんなところ。
そして、本当にこれはよかった!!
もう二度とこれくらいの内容にはならないかもしれない!
というのは、これまでの2年で、2、3回。
今回がちょうど10回目のライブ。
トータル100曲(というか100回。同じ曲を何度も弾いていることもあるので、曲数では50曲位)演奏してきた中で、ほんの2,3回。
非常に確率は低い。
でも、その瞬間に出会えるために、毎回演奏しています。
とある一流JAZZミュージシャンが一度記事にしていた中で、
印象深かった文章。
「JAZZは、一曲の演奏・・・・は、大成功か大失敗のどちらか!」と。
もちろん私とは次元があまりにも違いすぎるけど(レベルの時点で)
あ〜〜〜〜やはり、そういう感覚なのか〜〜!と。
このチームでしかできない、
こういう経験というか感覚というもの。
人生の中で、味わうことができている。
本当に幸せなこと・・・と改めて思うのです。
と同時に、こういった環境をもっと作っていかないといけない・・・と
もそろそろ思い始めています。