7月9日(土)国立劇場にて。

7月9日(土)
国立劇場にて
「日本音楽の光彩Ⅱ」が開催されます。

第二部で演奏させていただきます。

西村朗作曲「時の虹彩〜箏群のためのヘテロフォニー」。

箏独奏 福永千恵子先生
17弦独奏 沢井一恵先生

そして、箏群、17弦群は沢井箏曲院の18名のメンバー。

あじゅや、しんくんも一緒!!

さて、この曲は1987年に初演されました。
当時は箏独奏 沢井忠夫。
17弦独奏はやはり一恵先生。

第二部では1980年代〜90年代の作品が演奏されます。

(第一部では60年代〜70年代)

西村朗、一柳慧、石井眞木、肥後一郎、吉松隆、猿谷紀朗・・・・・・
錚々たる現代音楽の作曲家の作品

現代音楽と一言でいっても、
作曲家により、まるで雰囲気の異なる音楽。

「時の虹彩」は1987年の作品、
今から約30年前ということになります。

私、中学生になった頃???

そんな時に、こんな曲が存在し、そして、沢井の皆さんが演奏なさっていた・・・・・
信じられないような・・・・・

当時、この曲がどのような印象を与えたのか・・・・・非常に興味深い。

斬新という一言ではとても言い表せない箏の曲であり、
混沌とした音のまじりあいのようで、実は緻密に計算されているリズムや和音。

練習は非常に大変なものであります。
自分一人が自分のペースで弾けても、(それすらとても難しいのですが)
合奏としてまったく形になりません。

今のところ、指と、身体と、感覚と、頭と・・・・・どこを中心に流れをつかんでいこうかと
悩んでいます。
全体を感じるには感覚が優先なのかなあと思ったりもしますが、
いまのところ、まだまだ上手くいっていません。

こんなに、周りを聞こうとしているのに、聞けない、
なんだかぴしっとこない・・・・って
なかなかない事で焦っていますが、非常に楽しい!!

いろんな感覚を覚醒させて、
音につなげていかないと・・・・と試行錯誤中。

このところ(わりと昔からですが・・・・(*´∀`))、合奏では17弦を担当することが多いです。
今回も。

和久先生、そして深山ちゃんと一緒のパート、
パート練習も念入りに行なっています!

和久先生とこんなに近くで一緒に演奏させていただくのは、
ほぼはじめて。幸せすぎます!!

とてもためになるおはなしも沢山聞かせていただけて、
また、先生の音楽に対する真摯で熱い情熱、演奏から、ダイレクトに伝わってきまして、
一緒に弾きながらも、ずっと見て勉強させていただきたいという状態。

そして、深山ちゃんのパワフルで、正確で、しっかり弾きこんでから、
リハに挑む姿勢からもたくさんたくさん学ばせていただいておりまして、
恵まれた環境に感謝であります。

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