福田優子ちゃん演奏会。

紀尾井町サロンホール。

はじめて行ったこちらのホール、

なんて、閑静な環境の中にある
なんて、落ち着いた、上品な、素敵な空間。

コンサートやライブ、駅からの道のりというのも、
楽しみの一つでありますが、
たいてい迷います・・・・笑。

でも、今回はほとんど迷わず行けました〜!!

奇跡?

とはいっても、ちょこっとだけ行きすぎて、
戻っていったら、ちょうど曲がり角に
よく知っているお箏屋さんが立ってらして、
タイミングよくて!
目印(*´∀`)となってくださいました。

あれ、これって、結局迷ったことになる??

いえいえ、私の中では、全然楽に行けた方です。

場所を見つけた後は、ちょこっと時間があったので、
コーヒーいただきに、
駅前までまた逆戻りという余裕まであったのですから〜〜!!

こちらの会場で演奏会を開催したのは、
沢井の仲間、福田優子ちゃん。

秋に、岸本先生のお教室のおさらい会で一緒に演奏した優子ちゃんです。

もちろん、これまで数々のステージ、ご一緒していまして、
先日の都山流演奏会でも一緒でした。

仙台の頃からの仲間です。

大学では学生三曲でも一緒でした。

内弟子仲間でもありますし、(時期は違いましたが)、
箏衛門も数年前まで一緒でした。

さて、優子ちゃんは、これまで仙台で何度か演奏会を開催しているのですが、
東京では初めての開催!!
待ちに待った演奏会です!

雰囲気の異なる4曲のプログラム。

すべて独奏という潔さ!!

それもまた、優子ちゃんらしくて、素晴らしい取り組みです。

曲間のMCも内容が豊かで楽しくて、
アットホームな雰囲気、とっても素敵でした。

三つの断章  箏独奏    中能島欣一作曲
卯月の翠   箏独奏    柴田南雄 作曲
華になる   17弦独奏   沢井忠夫作曲
箏歌 子等を思ふ歌   箏独奏・歌  山上憶良 作歌、寺嶋陸也作曲

箏1面で異なる調弦の三曲。
こんなにも、世界観が違うもの・・・・・・

これは箏の持つ、魅力の一つだと思うのですが、
同じ楽器ですが、
いわゆる和の箏らしい音でひとつの世界ができるかとおもうへば、
曲、調弦が違うとはいえ、
まるで違う楽器で弾いているかのように感じる世界をつくりだすこともできる。

もちろん、それは、経験、技術、能力がなければできないことではありますが、
可能性がさらにひろがると思わせてくれる箏の魅力であります。

今回の演奏会ではその魅力が特につたわってきまして、
一曲目と二曲目の音色、響き、質感の違いは、
楽器の違いももちろん、あるわけですが、
曲そのものの調弦や旋律の違い以上に強く伝わり、非常に興味深く、
耳も目も片時も離せませんでした。

ソロでの演奏だからこそ、
その違いはより明確に伝わってきたのだと思います。

17弦の独奏・・・・やっぱりかっこいいな〜〜〜〜〜。
躍動感のある演奏は、沢井ならでは!と仲間として誇らしく、
あ〜〜私もがんばらなきゃ〜〜〜と刺激を受けに受けまくるのです。

そして、最後の曲。

この曲の素晴らしさを東京でもお聞かせしたい・・・・・という気持ちから
この演奏会を開催することになったとのこと、
歌詞の内容にも、そして、す〜〜〜っと入ってくる、やわらかく、ながれるような旋律に
じ〜〜んとしながら、聞いておりました。

5月の爽やかな風が吹き抜けるような・・・・

素敵なコンサートでした!

チラシ、プログラム、当日のお着物、すべて萌黄色。
こころにくい演出でございます♡

なんと、仙台の梅岡先生がいらしていました!!
びっくり〜〜〜!!
そして、小畑さんとも会場で一緒になりまして、
仙台ゆかりの皆さんが集合。
これも、またとても嬉しいことで、かわらずお元気でらっしゃる梅岡先生のもとで、
またこうして、皆で集まっていることの幸せも感じました。

優子ちゃんのお母様にも久々にお会いしました。

いつお会いしても、とっても可愛らしくて、若々しくて、素敵な女性。
演奏会が終わって、胸をなでおろしてらっしゃるご様子に、
母親の愛情って・・・・すごいな・・・・・とそちらも感動しまして・・・・。

GW最後に、とっても素敵な時間をすごさせていただきました。

かくして・・・・・優子ちゃんは数日後イタリアへ演奏ツアーへ!!

ほんとに、おそるべし・・・・・

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