箏を習うということ。

体験レッスンにはいろいろなご事情の方がいらっしゃいます。

シンプルに、箏を弾いてみたい!!

という方もいらっしゃれば、

過去にやっていたので、再開したい。

前にやっていたところは、古典曲がほとんどだったので、現代曲にも挑戦したい。

ポピュラーな曲を、無理なく、楽しく弾いてみたい。

洋楽器をやっているので、和楽器もやってみたい。

学校で体験したら楽しかったので、正式に習ってみたい。

その他・・・・本当にいろいろな理由があります。

箏を習おうと思ったときに、
はて、流派ってどうしたらいんだろう??

個人の教室がいいのかな??

カルチャーセンターのような方がいいのかな??

いったいどうやって探せばいいのだろう・・・・・

いろいろと探す上でのポイントがあるとおもうのですが、
初めての方は、あまり深くは考えないこともむしろあるかもしれません。

流派や会によって、演奏の雰囲気、あつかっている曲が違うということも知らない場合がほとんどですし、
きっとどこでならっても、そんなにはかわらないかな・・・・・程度・・・・ということが多いのかもしれません。

ですが、実際習ってみると、流派により、曲も違えば、弾くスタイルも違うこともあれば、
目指す音楽も違ってくることに、しばらくたつと感じ始めるというのが、よくあることかもしれません。

私はたまたま母が箏の先生だったので、
小さい時から自然に母の流派で弾きつづけ、
高校生になったとき、沢井箏曲院の先生に就きました。

どうしてそうしたのか・・・というと、

当時、沢井忠夫先生が仙台で演奏をなさったのを
両親が聞きに行き、一目惚れ。
もちろん、有名な先生ではあったのですが、
実際に演奏を聞いて、すっかり惚れ込んでしまい、(そりゃそうです!!)
この先生の系統の先生、仙台にいないか・・・
探していたところ、梅岡先生に目ぐり会えたわけです。

梅岡先生はやはり素晴らしい演奏家で、芸大では一恵先生と同期!!
母の師匠(この先生も実に素晴らしい演奏家でした。)も、梅岡先生は素晴らしい先生と教えてくださり、
高校一年生の頃に、父とご挨拶に伺ったのは今でも鮮明に覚えています。

その日から、私の箏人生がスタートしました。

というわけで、
様子がわかっていて門を叩いたわけなので、
その後も、迷いなく、ずっと沢井で演奏を続けています。

自分が信頼して、良い思い、ここで活動したい・・・・
と思える会にいられることは、本当に幸せなこと・・・と
いろいろな方とお話させていただいて、この頃、強く思います。

ところで、一般の方にとっては、
何気なく門を叩いた教室というのが、その方の演奏面でも活動面でも大きな
影響を及ぼすということには、しばらくたたないとわからないわけです。

つまり、何が言いたいかと言うと・・・・・

ちゃんとやらなきゃ、自分!!

ということでした・・・・(*´∀`)

今月も10名位の体験レッスンの方がいらっしゃいます。

なかには非常〜〜に複雑な状況の方もいらっしゃいます。
自分でお役に立てることは、なんでもやってみたいと思っています。

でも、できないことはきちんとお断りするというのは、
結局はその方のためでもありますので、
そういう勇気も持たなければとも思っています。

習い始めてしばらくたったときに・・・
こんなはずじゃなかった・・・・・

ではなくて、

こんなに楽しくてやりがいがあって、世界が広がるんだ〜〜〜〜と
思っていただけるように・・・指導と運営と・・・・すすめていかなければと思います。

4月はいろいろ整えてスタートできるようにしないと!!

と自分に言い聞かせています、笑。

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