プログラム6番:日本のわらべ唄

プログラム6番

野村正峰編・作曲「日本のわらべ唄」

当日のMCでもお話しましたが、
この曲、レッスンではほとどの生徒さんが初心者でスタートしてから
数年の間に1箏を経験しますが、
2箏は経験していない方がほとんど。

曲によっては、各パート、同じくらいの難易度の場合もありますが、
2箏が少し難しい場合が多く、そのうち2箏に挑戦・・・・というかんじになります。

ですが、この曲、2箏のレベルがかなり上がってしまうため、
なかなかレッスンではやらないことがほとんどなのです。

正直、どの曲、そういう傾向ではありますが・・・・

私自身伴奏パートをたくさん弾くようになったのは、
演奏仲間ができてきたり、
お仕事に行かせていただくようになってから。

レッスンではほぼ伴奏パートですが。

さて、ということで、この曲、2箏を弾く、弾ける方がなかなか揃わなかったこともあり、
また弾けるとはいっても、準備期間が短かったりといろいろな事情がありまして、
これまで挑戦できずにいました。

が、今回、なんとなく、わりと早い段階でこの曲だけはやろうと決めていましたので、
伴奏パートもなんとかどなたかにお願いしようと決心しておりました。

さて、パート選びはすごく難しいということはよく書いていますが、
わりと弾ける方だからといって、
どの曲でも向いている・・・・
ということもなかったりします。

モチベーション、計画性、練習時間。
実に様々。

生徒さんによっては
よく弾けるのですが、直前にならないと本腰入らない場合もありますし、

逆に、経験はあまり長くないけど、
とにかくコツコツと本番までにはちゃんと形にする方もいます。

どちらがいい悪いでは決してないのですが、
指導者として、本番を迎える際に、
安心できるのは、ダントツ後者。

仕上がりがどうこうではなくて、
その方の中で精一杯、真摯に楽器、曲と向き合っている様子は
なんとも安心させてくださるのです。

このわらべ歌の2箏のような曲も、まさにそんなコツコツとした練習、取り組みが
できないとなかなか弾けません。

2箏というのは、難しさに加えて、
1箏の方達が安心して弾けるように、
支えてあげる気持ちで弾く必要もあります。
なんとも大変な立場です。

今回の2箏の皆様、見事弾いてくださいました。

当日、私も2箏を弾くつもりだったのですが、
1箏で加わることにしまして・・・・

それくらい頼りになりました。

そして、尺八とも初めて合奏。
実は、私自身、この曲を尺八が入ったバージョンで弾いたことはなく、さらに聞いたこともなく、
興味津々だったのです。

トロピカルムーンとうって変わって、
ザ・尺八・・・・
といったしぶい音色。
古典的な音色でこの曲をさらに日本的に、情緒豊かに味付けしてくださった小湊先生。

感謝感謝!!

レッスンでも、多くの方にこの2箏にトライしていただこうと改めて思いました。

こちらの曲、本当はNさんも2箏で参加ご予定だったのですが、
体調崩されて急遽でれないことになりました。

Nさん、本当にいつも丁寧にじっくり、一生懸命練習に励んで、おどろくほど成果をあげる方。
ご経験年数からいくと、ちょっと大変かなと思ったのですが、選んで正解!というくらい
形にしてらっしゃったので、ご一緒できずとってもとっても残念でしたが、
またの機会にぜひぜひ一緒に弾きたいです♡

2箏の話題ばかりになってしまいましたが・・・・^^;

もちろん、1箏の皆様、ちょうどこの曲に挑戦中の方が多かったこともあって、この曲を入れたわけですが、
6名中4名の方が勉強会初参加!!
様子もわからず、不安もあってご参加くださったと思いますが、
「勉強になりました〜〜」
「楽しかったです!」
等々・・・嬉しいご感想いただけて、すごく励みとなりました。

そしてこちらのパートでもいつも一生懸命なWさん、
ご都合が急に悪くなられ参加できなかったので
それもとても残念でしたが、(ほんと〜〜〜にすご〜〜く練習なさっていたので・・・・)
次回を楽しみにしいます☆

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