個々の力。

演奏は今回6曲。

1三段の調
2糸車、さくらさくら、七夕、おぼろ月夜
3飛躍
4OKOTO
5サマーウィンズ
6夏の日
7OKOTO

それぞれ8〜15人で合奏です。

プログラム2番の小曲の第一箏が一番多くて9名でした。
まだまだ若い教室ならでは。
箏を始めて間もない方達が沢山いらっしゃします☆

OKOTOは第一箏は12名を半分に。2回に分けて。
第二箏は6名。2回弾いていただくチャンスがありました(笑)。これをどうとるかは個々の判断(笑)。
チャンス??試練??

サマーウィンズ、池上眞吾さんの素敵な合奏曲。
この曲は事前練習をしました。

昨年、自分で調弦がとれなかった方も
今回は、自分より後から入った方達の為に調弦のお手伝いをしたり、
昨年は小曲の1箏を弾いていた方が今回は2箏に挑戦したり、
其々に前回よりも、どこか、上達したり、知識が増えていたり、自信がついていたり、
という姿が見られました。

楽器はずっと置いたまま。
曲がかわるとメンバーがかわります。
調弦はその場でとる。
これも勉強会の課題の1つです。

今回、全体を通してやはり調弦が一番大変だなという印象を受けました。

普段スムーズにできている場合も、
他の音とまざると取りにくかったり、
突然、チューナーマイクの調子がわるくなることもあったり。

勉強会なので調弦係は決めていません。
その場で出来る方がお手伝いする・・・・・

でも、これだけ大人数になると、
しっかり決めておくほうがいいのかな・・・・ということも感じました。
時間はたっぷりあるのですが、
それでも見られていると、(笑)、
急がなきゃ〜〜〜とちょっと焦りますよね・・・・・(^_^;)

でも、自主性にまかせて、
それで上手くいくのが、
やっぱり理想的かな・・・・とも思ったり。

発表会ではきっちり調弦担当のベテランの先生にお任せします。

と考えてみると
いつもベテランの方だけに本番の調弦をお任せすると
個々の力が延びていきません。

家ではなんとなくとれても、
正確性、俊敏性、臨機応変に対応する力・・・・

やっぱりこういった勉強会では
本番用に自分でとるチャンス!!とおもって
挑戦する場として活用していただくといいのかもしれません。

急に、乃木調子にして〜〜〜
と言われても、
はて・・・・・平調子はわかるけど・・・・乃木調子??
あれ、どうだっけ??

と経験が長い方でもぱっとは思い出さない場合もあります。

日頃から調弦について、もっと
深い理解とそして習慣を・・・・
個々の力としてつけていく必要がある・・・・

と思いました。

また、柱が重なるときの調整方法、
小柱の効果的な使い方、
そういったことも含めて
どの方がどこへ出ても、
スムーズに対応できる力を個々につけていきたいと強く思いました。

それでも、まだ習い始めて、1、2ヶ月の方達が
必死に、自分のチューナーで調弦をとっていたり
がんばっている様子に感動しました。

なるべく、自分のことは自分で・・・・
という意識を持つといのは
こういった場ではとても大事なこと。

その上で、ひとりは皆のために、皆はひとりのために・・・動けると素敵です。

ということで、調弦について、
ひとつ取り組んでみたいこと思い浮かびました・・・・(^^)

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