一ノ瀬さんを囲む会?☆

ライブ直前リハにも一ノ瀬響さんがいらしてくださいました。

今回、栗さんも2回、一ノ瀬さんも2回そして、TATOOさんは1回リハに立ちあってくださいました。
江戸信吾さんは当日昼公演にいらしてくださってましたし、
ほとんどの作曲家の皆様とリハや本番をともにすることができました。

作曲家の皆さん。

螺鈿隊だけでも、これまでいろいろな作曲家の方達と関わらせていただいていますが、
本当にどのかたも魅力的。
人間的にも、そして才能はもう・・・・・はかりしれません。

なのに・・・・なぜか・・・・皆さん、とても謙虚・・・・。

私はこれまで関わった作曲家の方達には絶大な信頼をおいています。
だって・・・ほんとうに・・・すばらしいので。

しかし、実は私自身どういった曲が好みかというと・・・・
沢井作品はもちろん、宮城曲だったり、古典だったり、一般的な箏の曲だったり、メロディーラインがしっかりしていたり。

現代曲(箏でのこのジャンル分けはとても微妙なのですが)いや、現代音楽?
のようなもには、必ずといって良いほど、初めて楽譜をいただくときやや抵抗・・・・があります。

まず、うまく解釈ができない。
箏でこれをやる意味って??
ここまでする〜〜〜??
こんな調弦・・・・・いやだ〜〜〜うお〜〜〜!!とか・・・・。

とかとか・・・・・保守的な一面が顕著ににでちゃう方です。古臭い人間なのです。

洋楽は大好きだし、というか日々聞く曲は洋楽だけ。ポップス等を箏で弾くことも全く抵抗ないし、
箏で演奏してしっくりくる洋楽に出会うと、ものすごく嬉しい。

が・・・・一般的にわかりにくいと思われる曲を弾くことには相当なエネルギーを費やしながら
これまで接してきました。

だけど、なんというか、頭のどこかで何かひっかかりながら練習し続けて、
それなりに曲になっていって、本番で弾いて・・・・・再演して・・・
を続けているうちに、どの曲も好きになっているのです。

今回一ノ瀬さんの曲「Canon for  52strings」
5年前初めて弾いたときと、今回は全く気持ちが違っていました。

決して演奏に余裕があったわけではありません。
カウントもけっこう必死でとっていたし。
ずれたらまずい〜〜と思って、最後まではりつめていましたし。

だけど弾いていて心地良かったのです。

それがお客様にも伝わったのか、この曲を気に入ったお客様、生徒さんが多かったようです。
かなり感激していた生徒さん達もいて、CDないんですか〜〜!と。

(まだ・・この曲は無いのです・・・涙)

お客様を通じ改めて曲の魅力に気付かされることもあります。

やはり!!再演は大事!!
と本当に思います。

委嘱作品て、それっきりで弾かなくなってしまうケースも昨今の邦楽界では多いようです。

螺鈿隊はそうはしませんよ〜〜〜笑。

愛すべき作曲家の皆さんの大切な曲。
大事に大事に宝物として、引き続けていきます!!

螺鈿隊ならではの演奏目指し
15周年にむけて、精進あるのみ。

さて、今月は梶ちゃんと子供向けイベントで演奏します。
只今選曲中。

また来月は古典演奏の場があります。

そして再来月はとあるセッションを尺八のコミちゃんとすることになりました。

まったく異なるジャンルの音楽ですが、
どれも貴重な勉強の場。そして自己表現の場。

気合いれるぞ〜〜〜!!

写真は・・・・一ノ瀬さん&らでんちゃんたち。
ものすご〜〜く熱心に聞き入ってます

この構図・・・なんかおかしい。

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