4月14日♪♪レンタル楽器の印

箏を運びました☆kotoji

現在、当教室で箏をレンタルしている生徒さんは、8名位・・・・かな・・・・☆
先日は歩いていける距離のお宅へレンタル箏を夫氏配達☆

さて、箏をレンタルする前に、ご自宅で初めて箏を使用する際に
困らないように、以下のことをレクチャーする時間を15分ほど設けています♪

・箏柱のつけかた、外し方
・柱箱の扱い方、柱の片付け方
・印にあわせて調弦する方法
・座奏について
・箏の持ち方

こういったことは、経験者にとってはあたりまえに出来ることですが、
初めてとなると、???と思う場合が多いと思います。
(レッスンは立奏ですし)

箏を出して、柱をつけて、調弦(チューニング)をしてやっと演奏できる準備が整うわけで、
箏を弾くには手間がかかります。

さて、調弦については、いきなり一人でやるというのは、かなり過酷なので、
レンタル箏には2種類の印をつけてお渡しします。

青色は平調子
赤色はドレミファソラシド

初心者の方は、平調子の楽譜を中心に進めていますが、時々ドレミファ音階のものを
交えています。

練習する曲によって自分で青から赤、または赤から青に柱を移動することにより、
音の高低の感覚が自然に身についていけたら・・・・・と思います。

印はあくまでも目安で、
お渡ししたその日のうちに、確実に正しい音程からずれるものです。

一週間、二週間もたつと、あれれ?なんか、おかしい音かも・・・・・。
と初心者の方でも気付くとおもいます。

そうなると弾いていても気持ち悪くなるので、
徐々にチューナー等が必要になってきます。

はじめは、お爪や楽譜で費用もかかるので、いきなりチューナーも必用です、
とは言えませんし、また、はじめからチューナーを使いこなす必要もないので、
生徒さんが、正確に調弦したい!!という気持ちになった時が丁度良いタイミングかな・・・・

と今は思っています。

もちろん調子笛という選択肢もありますし、
ピアノ等、音がでるものをお持ちのかたは、そちらを利用することもできます。

リコーダーでもいいと思います。

ところで、うちの長男、絶対音感ないのですが、
チューナーも調子笛も使わず、その日の気分で調弦をとって練習するので、
時に基音(一の糸)がEだったり、Dシャープだったり、フラットだったり、それはそれはいい加減なものです。
が・・・・・・幸い(笑)私も、絶対音感はまるで持ち合わせていないので、
聞いていても気持ち悪くならない・・・・・・笑。

脱線しましたが、

ということで、レンタル箏、どうぞご自宅でお楽しみください~~~ :D

3 Replies to “4月14日♪♪レンタル楽器の印”

  1. はじめまして。

    箏について検索していたら、ここにおじゃましました。

    早速ですが、これも御縁で!?(勝手な解釈すみません…)
    お伺いしたくコメントさせていただきました。

    我が家には、何年も眠らせている箏があります。
    子供も少し大きくなったので、少し触らせてみようかと
    出してはみたものの、私も子供の頃少しかじった程度ですので、
    調弦がなかなかうまくいきません…。
    (さくらさくらで、なんとなく平調子にはこぎつけたのですが…)
    チューナーなど購入すると、簡単にできますでしょうか?

    また、ドレミの調弦についてもブログで書かれていましたが、
    ドレミ調弦もチューナーがあると可能なのですか?
    ピアノや音符は、全く未知の領域なので、こんな事を質問
    するのも恥ずかしいくらいなのですが…
    『嵐の曲してみたい!』と娘がいうので、ドレミの調弦ができると
    楽しく箏に触れられるのかな…と思いまして。
    13弦で、ドがどこから始まるのかも…さっぱりわからない
    超ド素人の質問ですみません。

    お時間があるときで構いませんので、アドバイスいただければ、
    嬉しいです。

    突然のコメント…失礼しましたm(__)m

  2. ひなたぼっこ様

    こんにちは。
    コメントありがとうございます☆

    調弦はなかなか面倒ですよね・・・・。

    でも「さくら」をもとに平調子らしくできたというのは
    すごいです!!

    平調子のような箏独特の調弦をとる場合も、
    またポップス等のようにドレミファ音階が基本の調弦をとる場合も
    チューナーがあると便利ですよ。

    3000円~10,000円位でいろいろな種類があります。

    とはいえ、まずはご自分の音感をたよりに柱を並べてもきっと曲が演奏できるとも思います!
    ピアノ、リコーダー、鍵盤ハーモニカ、調子笛、音がでるものでしたら、何でも利用できます☆

    インターネットや書籍などではより詳しく調弦について
    説明されているものもあると思いますが、
    ちょこっと簡単に・・・・・☆☆

    ♪平調子
    一の糸をどの音にするかで違ってきますが、
    一番多いのが一の糸を「D」つまり「レ」の音にあわせる平調子。
    一から巾まで以下の音にあわせます。

    レ ソ ラ シ♭ レ ミ♭ ソ ラ シ♭ レ ミ♭ ソ ラ 

    ただし、チューナーの場合、階名ではなく音名で表示されるので以下となります。

    D G A B♭ D E♭ G  A B♭ D E♭ G A 

    ♪ドレミファ音階

    実は、どの糸を「ド」にしても良いのです☆
    例えば一を「ド」にすると以下となります。
    ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド レ ミ ファ ソ ラ
    (C D E F G A B C D E F G A)
    また一を「ソ」にすると以下。
    ソ ラ シ ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド レ ミ
    (G A B C D E F G A B C D E)

    曲によって、♭や♯が使われている場合、上の音に♭や♯をつけて
    音を作ります。
    または押し手を利用することもあります。

    箏の音色が自然に響き、押し手等もやりやすいのは一をGあたりからはじめるのが良いように思いますが、
    曲の音域によって、臨機応変に変えていきます☆

    簡単に記しましたが、説明不足が多く申し訳ございません。

    調弦に限らず、何かご質問ございましたら、
    直接メールくださって大丈夫ですよ☆☆

    もう少し細かくお伝えできると思います☆☆

    お嬢様とぜひぜひお箏を楽しんでくださいね!

    またこちらのブログもぜひぜひのぞいていただけたら嬉しいです!

  3. こんばんは。

    お忙しい中、大変丁寧なアドバイスをありがとうございます。

    とてもわかりやすく書いていただいたので、
    これから気合いを入れて!?(笑)調弦がんばってみようと思います。

    ドレミファ音階の方も、ネットで説明されているのは、
    謎!?が多かったのですが、「こういうことだったのかぁ」
    と納得することができました。
    「ARASHI」 少し近づきました(まだまだか…笑)

    これから、また、不明な点が多く出てくるかと思うので…
    またメールさせていただく事になるかと思います(すみません…)
    その折には、よろしくお願い致します

    もちろんブログも、拝見させていただきますね。

    本当にありがとうございました。

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