曲3?

?小鳥の歌

尺八との箏3人で今回合奏!
かわいらしいタイトル&メロディー。
と裏腹に、けっこう小技を駆使しつつ、糸もじゃんんじゃん飛ぶ・・・
おまけに輪唱っぽい部分では、つられやすくてややこしい〜〜〜。

かわいらしいイメージの曲ほど難しいのかもしれない・・・
という私なりの定説はこの曲により生まれました、笑。

宮城道雄の曲をスタートする時に、この曲を最初にお稽古することが多い我が教室です。
春の海・・・にむけての第一歩みたいなかんじです?
(小曲集の歌物はまた別として)
宮城道雄ワールドって大変だ〜〜〜と実感なさる生徒さん多数。この曲マスターすると、けっこう力つきますです。
楽譜の指示どおりのテンポだと恐ろしく速いので、そこまで速くは弾きませんが・・・^^;
春にぴったりの雰囲気だな〜〜〜と聞きいりました!尺八ソロもあり、古典曲とはまた違った流れ・・・。素敵です!

ところで、夫氏は大学生の頃、尺八サークルに入っていたのですが、
学生三曲の新人演奏会(2年生の春)でこの曲を吹いたそうですけど・・・
散々なできだったそうですけど・・・・・何も賞をもらえず撃沈したそうです、笑。

?日本のわらべ歌

教室では何度か合奏勉強会でエントリーしてきました。
小曲集が終わって、数曲レッスンするとこちらに入ることが多いです。
結構曲長いし、左手ピチカートもいろいろで始める曲。馴染みのある曲のメドレーとはいえ、
そう簡単には弾けないのですが、練習熱心なメンバーが揃い、切れ味良い合奏でした。
ちょっと惜しかったのは、私が一人で2箏を弾いてしまったこと・・・。
ほんとは生徒さんのどなたかにお二人くらいお願いできれば・・・とも思っていたのですが、
そう考えたのがタイミング的に遅かったのと、
初めての古典勉強会ということで、お一人お一人の課題はけっこう重いかんじでありまして、
お声かけられずに終わったのでした。
でも・・・・・もっと前にお願いしておけばなんとかいけたかな・・・・・とも思ったり。
自分の反省点でもあります。

ところで、この曲は、今でもお仕事でよく演奏します。
1箏も2箏も弾けるととても便利な曲なので、ぜひみなさんのレパートリーにしていただけるといいなあと?
尺八入るバージョンはなかなか弾く機会ないので、今回楽しかったな〜!
そして貴重でありました?

?千鳥の曲

春の海、六段・・・・に続く有名な曲ではないでしょうか。
古琴調子というちょっと変わったチューニング。
二を七と同音にするので、中指でニの音を弾く時の響きかせ方・・・むずかしいです・・・・。

という細かい話は置いておいて・・・
今回、
お一人で歌って・・・・弾いて・・・・(替手パートは私)という唯一の曲でありました。

もともとは、二人くらい本手・・・・というのをイメージもしていたのですが、
いろいろありまして・・・・笑
結局お一人で・・・・となりまして・・・・

他の曲もお一人で演奏、歌・・・・という場合は、そんなものかな〜〜〜とも思うかもしれないですが、
他の曲は複数名での演奏なのに・・・・
こちらは一人・・・・・というレア感は、かなりのプレッシャーだったと思います。
しかも尺八は小湊先生・・・・・。

お一人になりそうです〜〜と最終的にお伝えしたのは
数週間前だったでしょうか・・・。
ご本人・・・・「そんなことになる予感もしていました・・・・;笑」と、笑。
う〜む、私の考えをすっかり見抜かれるようになってきた教室であります^^;
申し訳ない気持ちもありつつ、これやりとげると、けっこうすごい力になるな〜〜〜という期待と・・・・
勝手に入り混じって興奮していた私でした?

でやりとげました。

まさに・・・古典勉強会の醍醐味・・・・・を体感していただけたものと思います!
時間もじっくりかけて、丁寧に取り組んでいた成果だったと思いました。

私自身、替手部分を演奏していて、とても気持ちがよかったです!
また何より、他の生徒さん達に、「千鳥の曲」というものが、少し浸透したのではないかと。
例えば、テレビやCDでプロの先生が古典を演奏しているのを聞くのは、なんだか、全然違う世界で違うことをやってる・・・
みたいな感覚になるものです。
でも、同じ教室で、お仲間が、先輩が・・・こんなに間近で、一人で演奏している・・・そいういう
状況で聞く古典曲・・・というのは、もっともっと馴染みやすく、身近にかんじることができるように思うのです。
これは現代曲にしてもそうですが。

箏、だれでも気軽に・・・・と教室をスタートしたのと同じように、現代曲とおなじように古典曲も気軽に・・・・自然に・・・・
そんなかんじが目指していきたいことであります。
そんなわけで、古典勉強会を開催することになったというわけでございます。

つづく

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