古典勉強会・大人の部

午後はいよいよ大人の部。

古典曲だけでも教室の皆様のレパートリーがすこしづつ増えてきまして、
いずれの曲も、すでにレッスンしたことがある!
という方も複数名でてきまして、
ほんとにほんとに、3年前の発表会を思い出すと、信じられないくらいの充実ぶりです。

6年前の発表会では
唯一「八千代獅子」を古典曲としてエントリー。
お三味線を弾いてくだった方がいましたが、
その方はもともとご経験者ということもありましたので、
頼りにしておりました!

3年前には「千鳥の曲」を演奏した方がいました。
沢井の上級試験にむけて取り組んでいたのですが、
その一曲だけ古典としてエントリー。
(各回、六段・・・・はありましたが)

今はさて、「八千代獅子」といっても、
一人で歌って弾ける方が10人以上いますし、
「黒髪」にしてもそう。

古典を学んで最初の方にお稽古する曲とはいえ、
いずれも本格的に歌もありますし、手だって簡単ではありません。
なにより古典らしい表現・・・・というのは、ほんとに奥深く
(それは現代曲も同じですが)、
おひとりおひとり基礎から見直していかないといけない部分もたくさんあります。

そういったことに地道に取り組みはじめて
2、3年・・・・。
なんとかここまで進んできた・・・・とういうことは本当に感慨深いです。

古典曲をお稽古する上で、私なりに設定している目標としては、
一人で歌って弾ける・・・・ということです。

先生と一緒に歌って、弾いて・・・・
または誰かと複数名で一緒に歌って、弾いて・・・・
ではなく。

今回は時間や人数の関係上
または、ほとんどの方が初めての古典を人前で・・・
ということもあり、
一人1パートではなく、二人で1パートという編成がほとんどでしたが、
(小さな曲については、もっとたくさんでした)
それぞれ一人づつで十分演奏できる位、力はついている・・・と思っております。

子供の部でも感じたことでもありますが、
もし最初から一人での演奏・・・・・ということにしていたら、
それぞれの方、それにむけての取り組み・・・ということをしていたと思います。

あるいは・・・・
一人で弾くのは・・・・大変すぎるので・・・・出ないです・・・・

となっていたかもしれないですが・・・・(^◇^;)。

今回もったいないな・・・・と思ったのは
多くの皆様、しっかり歌えるのですが
複数名になると、それぞれの声の良さが伝わりにくい・・・・
ということでありました。

4人でも3人一緒でも、もちろん綺麗に歌は聞こえますし、
ちゃんとまとまっているのですが、
(細かな部分はもちろんこれからの課題ですが)
せっかく一人でも歌えるのに、複数で歌うことで
それぞれの方の声の良さが伝わりにくかったり、
埋もれてしまうのが、すごくもったいないように感じました。

う〜〜〜む、やっぱりいつか一面一丁一管・・・・・で勉強会やりたい!

やるぞ!

と思ったのでした。

つづく。

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