新しい曲。

昨年、面識の無い作曲家の方から、
自作の13弦と17弦の曲を弾いてもらえないかと。レコーディングをしたいと。


数日後にわざわざ楽譜を届けにいらした。
洋楽器の作曲を続けてらした方。
箏の曲はまだ数曲。17弦の曲はお初とのこと。
今回の箏の曲は過去に他の演奏家がコンサートで演奏なさったそう。

17弦の曲は調弦も奏法も演奏者におまかせするので
可能かどうかをまずは見てほしいと。

楽譜をさっと見る感じではそれほど大変そうには見えなかったのだけど、
調弦を考え譜面を起こしてみると細かな転調の多さにたじろぐ。

楽譜を起こすのに有に100時間は超えているかもしれない。

1面でなんとか済ませようと試みたが、あまりにも印が多く、
数多が混乱し、転調のことばかり意識がいき音作りや表現の余裕がなくなる(:_;)。

2面使用することに決め、やりなおし。
それでも各楽器20箇所以上の印。
全部で50箇所の転調の印で決定。


ここまでくるのに、やっと練習に本腰。

現代音楽。複雑な音階、複雑に交差する調弦ですが、
曲の中に一貫したものがあり素晴らしい曲だと思う。


17弦で可能な曲か?と言われると、
そう言いきって良いのか、断言はできないが、
でも、不可能と言い切る気はせず😊



いよいよ作曲家の方立ち会いのもと、様子をみていただいた。
いざ始まると不可能かどうかというよりも、
音楽的なイメージのことや、細かなニュアンスのことメイン。

自分がもったイメージとほぼ一致していましたが、
より輪郭がはっきりと。

やはり作曲家の方に、事前に見ていただくことはものすごく大事です!!


そうそう、声も入るという課題つき。
現代音楽の声。
地唄とは全然違う、歌と音との絡み合い。

これを転調作業しつつ演奏しつつ😋

その後、レッスン連続。

そんなこんなで、息子たちの誕生日のことは
すっかり忘れてました!笑。


夫のFBの投稿で驚く。


夜自宅へもどると皆でケーキ食べてた!ハピバ!!

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